大まかな流れ
森を開拓し、平地に村を作り領土を拡大します。
村が増えるとともに人口も増えるので、部隊を集結し敵の村を破壊、入植し敵国力を削ぎ、敵王を討ち取ります。
これが基本的なこのゲームの流れです。初めは「ロードモナーク」ワールドの最初のラウンドをプレイすることでゲームのルールに慣れましょう。
領地拡大はオートで進みますが、そのうち予算が尽きます。税率を上げて予算を確保。高税率のままでは人口が減るので、税率を0に戻しましょう。
領地の拡大が終わった村からは、新たな部隊が生まれます。部隊は接触するとひとつにまとまるので、侵攻用の部隊を作り敵地に送り込みます。
柵があれば破壊し、橋がなければ架けます。敵地を荒らすことで敵王の力は弱まります。強い力を持つ自国の王の部隊で止めを刺しましょう。
同盟とモード選択
ラウンド開始直後はVIEWモードとなっています。スタートボタンを押すまではゲームは開始されませんので、
ゆっくりと地形を確認し、他国と同盟を組むかどうかを決めます。
同盟は1国とのみ結べます。同盟を結ぶと自動的に残りの2国もお互いに同盟を結びます。
ゲーム途中で、敵の2国が倒れた時点で、自身の同盟も解消されます。同盟中は、同盟国同士の戦闘は起こりません。
同盟を結ぶ場合は、Bボタンを押してシステムアイコンを呼出し、ALLYを選択します。
3カ国の王のグラフィックが表示されます。同盟を結びたい相手を選択します。
同盟を結んだ王が並んで表示されます。
オリジナルのPC版では、「ロードモナーク」の発売後、様々な変更がなされた「アドバンスドロードモナーク」が発売されました。
SFC版でも、システムアイコンからMODEを選択し、アドバンスドモードに設定することで、遊ぶことができます。
アドバンスドモードの主な特徴
部隊は自分よりも強い敵を回避する行動をとります。強敵に無闇に突入し消耗することがなくなります。
橋を壊している部隊がいるときには、その部隊よりも多い人数が集まるまでは橋の修復をしません。
モンスターの移動速度が半分になっています。また時々立ち止まります。移動ルールがシンプルになり予測が可能です。
プレイヤーの王様が城から離れると、橋の破壊など王の退路を断つような行動を敵がとります。
スタートボタンを押すことでVIEWモードを終了しゲームを開始します。
ゲーム開始後もスタートボタンを押すことでVIEWモードに入りゲームの進行を一時停止することができます。
この状態でも部隊にコマンドを与えることができます。もう一度スタートボタンを押すとゲームを再開します。
ALLYとMODEコマンドはラウンド開始直後のVIEWモードでのみ設定出来ます。ゲーム開始後のVIEWモードでは設定出来ません。
コントローラーのYボタンを押すことでマップの表示が2段階に縮小します。拡大する場合はXボタンを押します。
縮小時、Kと表示された部隊が王様です。
村の建設と部隊の強化
ゲーム開始直後は部隊の数も少なく、大きな行動は取れません。部隊は村からつくられます。
まずは村を増やし、部隊の数をそろえます。部隊は基本オートで動くので特に指示しなくても森の開墾と村の建設が行われます。
自国の村は隣接して立てることはできません。縦横だけではなく斜めにも。1マス分離れている必要があります。
村の建設には100の資金が必要です。
村にカーソルを合わた時に表示される数字がその村の人口です。
村がつくられると徐々に人口が増え、それに伴い周囲8マスの土地を1マスずつ
領地としていきます。
森や柵などの障害物は領地になりません。領地の数によって村からつくられる部隊の数が決定します。
部隊の数は、(周囲の領地の数+1)x16の数値となります。8つの領地がある村なら、9x16=144となります。
領地化可能な周囲が全て領地となり、決定された部隊の数に人口が達した時、1人を村に残して新たな部隊がつくられます。
1人になった村は、また人口が部隊の数に達すると、新たな部隊を生み出します。
村の人口の増減は税率に大きく左右されます。部隊を生み出したい場合は税率を0%にすると人口は大きく増えます。
逆に30%に指定すると資金は増えますが、人口は減り新たな部隊が作られません。状況にあった設定が必要です。
村を作ると、作った部隊の人数から200人減り、100人の村ができます。
部隊が200人以下の場合は、その部隊の人数の半分の村ができ、部隊は消滅します。
これは「ぼうえい」コマンドの村作りでも同じです。
村の建設と、森の開墾はオートで任せていていいのですが、敵の侵攻を防ぐための措置はプレイヤーの指示が必要です。
部隊は、村の上にいないと、ただ移動や待機しているだけでも徐々にその人数を減らしていきます。
橋の上など敵が侵攻すると思われるルートに防衛のため待機させても、戦闘をするまえに部隊は消耗していきます。
部隊の人数が0になると、その部隊は消滅してしまいます。
よって部隊を防衛に使用するためには、防衛地点に村を建設する必要があります。
「ぼうえい」コマンドは指定した地点に村を建設し、その上で部隊は待機します。
「ぼうえい」中の部隊に、他のオートで動く部隊は「えんぐん」として加わってきます。
これにより、部隊は強化され敵の侵攻に対応し、またこちらから攻撃を仕掛けるための部隊ともなります。
2000以上の人数を持つ部隊は維持費が必要となり、資金がないと村の上にいても人数が減少します。
特に王の部隊が出陣しているときは、税収がなくなるので注意が必要です。
自軍の部隊同士が接触した場合、部隊は合流します。
橋をふさぐ形で防衛のために配置している部隊を通過して橋を渡ることはできないわけです。
通常は、小さな部隊が大きな部隊へと合流します。その際、大きな部隊は与えられていたコマンドをそのまま続けます。
「えんぐん」コマンドで合流すると、人数に関係なく合流地点側の部隊の命令が続けられます。
部隊は、
1000人を超えた時、
10000人を超えた時、それぞれグラフィックが変わります。
侵攻と防衛
部隊は、敵の部隊や王様と隣接すると戦闘となります。
部隊の強弱は純粋に数で決まります。よってかならず数の多い部隊が生き残ります。
人数の差が大きいほど戦闘に有利となるので、自部隊の数が違えば相手の数が同じでも、自部隊の損害はかわります。
ただし、城にいる部隊は、通常よりも大きな力を持ちます。敵の王は4倍ほどの強さとなります。
城にいる敵王を確実に倒すには、4倍の兵力が必要ということです。
敵の領地が多く残っていても、敵の王さえ討てばその国は滅亡します。
しかし、領地の数が王の戦力に直結しているため、いきなり王を攻撃してもこちらが消耗するだけです。
敵の村を攻撃し、領地を削り、王を弱らせてから止めをさしましょう。
「むらをこわす」コマンドは敵の村を指定することで、敵の村を壊します。
敵の村を壊すということは、破壊する部隊がその村の人口数の敵と戦うということになります。
戦闘による損害の大きさは人数差に左右されるので、侵攻する部隊には十分な人数が必要となります。
このコマンドは、邪魔になった自分の村も壊すことができます。自分の村を破壊した場合は村の人口が破壊した部隊に加わります。
敵の村や領地は、「むらをこわす」コマンドを与えていなくても自軍の部隊が接触しただけで破壊活動を行います。
侵攻を開始した場合、そのルートを通って敵もまた侵攻を行えることに注意が必要です。
自領の入口に防衛部隊をおいて置かなければ、敵による破壊活動と入植を許してしまうかもしれません。
村の上に待機させた十分な数の部隊に、橋の破壊を継続作業とさせれば、敵の橋の修復を妨害できます。
王様と城
王様も部隊のひとつですが、移動の指示しか与えることはできません。建設や破壊活動はできません。
ただ、移動ルートに敵の村がある場合はこれを破壊し、敵部隊や敵王と接触した場合戦闘を行います。
王の部隊は、オートで動くことはありません。全体命令の影響も受けません。
自国の村の人口と、行動中の部隊の人数の総数が王の部隊の基本戦力となります。
通常の部隊も王の部隊に「えんぐん」として加わることができます。
王の部隊は、村か城の中心に位置している時は部隊の自然減少が起きません。
また、部隊の数が減った場合でも、城の中心にいることで基本戦力までの数を徐々に回復します。
王の戦力に対して、基本戦力が半分以下になった場合に王が城にいると、王の部隊から削って新たに部隊がつくられ城から出てきます。
順調に領土が広がっている場合、王は大きな戦力を持ちます。
強力なモンスターや敵の王に、通常の部隊が歯がたたないとき、王の部隊を使いましょう。
城は破壊の対象とはなりません。その国が敗北した時に消え去ります。
王の部隊の損失を回復可能なのは城の中心部分だけです。
また、王が城から離れると税収は一切無くなります。
王が城にいても、村と城の間に障害物がある場合税が入りません。
柵があったり、敵の村、領地があったりというように破壊しなければ部隊の通行ができない状態が障害とみなされます。
他の島にある村の場合、橋が壊れていると税が入りません。
逆にこのルールを利用して敵の税収を絶つようにすることもできます。
王の死は敗北ですが、王が離れている城に敵部隊が侵入しても負けとはなりません。
その他
村作りが滞っている場合、資金不足の恐れがあります。村の建設には100の資金が必要です。
軍資金をチェックし、足りていない場合、税率を上げましょう。
資金が入ったら、税率は下げておきましょう。高い税率では村の人口が増加しません。
部隊の人数が多くなればそれだけ維持費もかかります、
王の部隊が城にいない時は税収を得られないので、王の遠征時は資金の消費に気をつけましょう。
王の死以外に、村全てが破壊され、部隊が全滅した場合も負けとなります。
敗北した国の、部隊と村、領地は勝者の国に寝返ります。
モンスターの発生する洞窟の数値が256を超えると、モンスターが出てきます。
モンスターは村や領地を破壊しますが、橋は壊せません。
難しいラウンドで、どうしても日数が足りなくなった場合は、以前のマップを再攻略しましょう。
よりよい成績で攻略出来れば、繰越日数が増えます。
ゲームに慣れてきたら、ただクリアするだけではなく占領率100%を目指してみましょう。
最後の敵王を倒した後もしばらくは操作が可能です。この時間を有効に活用しましょう。