Publisher: ビクターエンタテインメント (Victor Entertainment) | Developer: Extended Play Production | Release: 1994.06.17 | SHVC-84-1
作戦ボード
試合開始前には、作戦ボードが現れます。
ここでは、チームの戦略、フォーメーション、スターティングラインアップなどを決定します。
十字キーの上下でカーソルを移動させ、実行したい項目にカーソルを合わせてA、B、X、Yいずれかのボタンで選択します。
それぞれの項目から元の画面に戻る時はスタートボタンを押します。
ゲームを開始するには「ゲームスタート」を選択するか、この画面でスタートボタンを押すことでもゲームが開始されます。
ゲームタイプ |
試合を開始します。 |
コントロール セットアップ |
コントローラーの割り当てを変更します。 |
オプション |
設定を変更します。メインメニューのOPTIONと同じです。 |
チーム カバレッジ |
各ポジションの守備範囲の設定ができます。 |
チーム ストラテジー |
チームの作戦を決定します。 |
チーム フォーメーション |
選手配置を決定します。
各国チームが最初に選択しているフォーメーションは、そのチームの特徴にあったものが選ばれています。 |
スターティング ラインアップ |
ゲームに出場する選手と、そのポジションを決定します。
選手は1チーム、レギュラー11人とリザーブ9人の計20人います。
能力値は最大値が100で表されます。 |
ゲーム しゅうりょう |
ゲームを放棄します。 |
チームカバレッジではディフェンス(DF)、ミッドフィールド(MF)、アタック(FW)ごとに守備範囲を設定します。
十字キー上下で設定したいポジションを選択し、十字キー左右で守備範囲を決定します。
暗転している部分が守備範囲となります。ミッドフィールドは左右に範囲を設定します。
オート |
特定の指示を出さずコンピューターに任せます。 |
ロングボール |
DFから上げたロングパスをFW、MFが相手サイドで合わせ、攻撃をしかける戦略です。
FWにヘディングの強い選手がいるとき特に有効な戦略ですが、
パス回しなど細かい戦略にかけるため、攻撃が単調になりがちです。 |
オールディフェンス |
選手を下げて、相手の攻撃を全員で受け止める戦略です。
相手FWからの激しい攻撃が予想されるときや、わずかなリードを守りきりたいとき、特に効果的です。 |
アタック |
DFを上げ、MFを前線FWのサポートにあてて積極的にゴールを狙っていく攻撃型の戦略です。 |
ディフェンス |
MFを味方サイドのハーフ内に抑え、
二重のディフェンス・ラインを取ることによって、防御を厚くする戦略です。 |
オールアタック |
防御を手薄にしてでも、全員で相手サイドのハーフ内に攻め入り、総攻撃をしかける戦略です。
相手にリードされたままゲームが終了してしまいそうなときに特に効果的です。 |
チーム フォーメーション |
選手配置を決定します。
各国チームが最初に選択しているフォーメーションは、そのチームの特徴にあったものが選ばれています。 |
3-5-2 |
世界的にディフェンス重視となった80年代に定着した、ツートップ・システムです。
ディフェンス・ラインのマークを3人で行い、近代サッカーで最も重要とされる中盤を5人で支配します。
厚い中盤を活かして守って攻撃する作戦に向いています。
基本的戦術として左右のMFがドリブルでサイドライン沿いを駆け上がり、走り込んでくるFWにセンターリングを上げます。
特定の選手をマークしないスイーパーシステムを相手が選択してきたときや、
3人以上のFWを使うシステムに対しては苦戦しそうです。
ストラテジーは、厚い中盤を利用して「アタック」や「ディフェンス」を使用し、
「カバレッジ」はFWとDFの間隔が広がらないようにするのが基本です。 |
4-4-2 |
70年代にイタリアで使われ始めた守備重視のシステムです。
ディフェンス・ラインを中盤から厚くして、相手に攻撃するスペースを与えず、カウンター・アタックによる攻撃を狙います。
縦へのつながりが悪いシステムです。少ないFWで前線にスペースを作り、
そこを攻撃の拠点にしようという考えです。厚みのあるDFをうまく生かし、オーバーラップで攻め上がります。
DF、MFに足の速い選手がいるチーム向きです。基本戦術はカウンターアタック、及びポストプレーです。
より中盤の厚い3-5-2システムには苦戦しそうです。
ストラテジーには「アタック」や「ロングボール」を使用し、
カバレッジは、DFラインをあげオフサイドを誘うようにするのが基本です。 |
スイーパー |
フルバックのラインよりさらに後方にDFを1人配置するシステムです。
特定のマークする相手を持たない、このDFをスイーパーと呼び、守備や、時には攻撃の要となります。
4-2-2同様、縦へのつながりが悪いシステムです。
スイーパーをおくためオフサイドラインがゴールよりになってしまうので、ロングボールを多用するチームには苦戦するでしょう。
ポジションのバランス的には非常に良いので、色々な攻撃方法が考えられます。
MFに優れたチームはこのシステムがお勧めです。
ストラテジーは状況に応じて細かく変更し、カバレッジはMFを広く使えるように設定するのが基本です。 |
4-2-4 |
58年のワールドカップで優勝したブラジルチームが用いたシステムです。
4人のDFが守備を堅め、リンクマンと呼ばれる2人のMFがFW、DF両ポジションのサポートをします。
FWとDFに人数が多いので非常に攻撃的、かつ守備的です。
MFに非常に優れた選手がいるチームはこのシステムがお勧めです。
人数の利を活かした多彩な攻撃、分厚い守備のサッカーですが、攻撃しているか守るかという極端になりがちです。
中盤の厚い3-5-2システムには苦労するでしょう。
ストラテジーには「オールアタック」「オールディフェンス」などで極端さをさらに強調するか、
「ロングボール」でカウンターをかけるか、やはり極端になりがちです。
カバレッジは、DFを下げFWを上げてMFは全フィールドをカバーするとおもしろいでしょう。
または、前線か後衛どちらかにMFを固める作戦もあります。 |
4-3-3 |
4-2-4システムからFW1人をMFに下げたシステムで、攻守のバランスがよく、
攻撃的な戦法をとるチームに最適のシステムです。
バランスの良くとれているシステムです。DFの左右からのオーバーラップを基本とします。
4-4-2システムと基本的には同じです。 |
十字キー上下で選手を選択します。十字キー左右で選手の能力値の表示を切り替えます。
選択している選手がポジションについている場合は、そのポジションが点滅します。
選手を入れ替えるには、入れ替えたい選手を選択しBボタンを押します。
次に入れ替える相手の選手を選択し、Bボタンを押します。
選手はどこのポジションにでも配置できますが、ゴールキーパーには「G」の表記があるGK選手だけが配置できます。
GK選手自身は、ほかのポジションにつくこともできます。
「ゲーム しゅうりょう」を選択するとYES / NOの選択肢が表示されます。
ゲームを終了したい時は、十字キー左右でカーソルをYESに合わせて、
スタートボタンかABXYいずれかのボタンを押してください。
作戦ミーティング
試合中に、スタートボタンを押すと作戦ミーティングメニューが表示されます。
ゲーム開始前に表示される作戦ボードの機能に加えて、次の項目を選ぶことができます。
インスタント リプレイ |
直前のプレイを再生することができます。 |
メンバーチェンジ |
ゲーム中の選手交代は、OPTIONのゲームタイプの設定によって異なります。
「シンプルアクション」では交代が無制限ですが、「フルアクション」では2人までの制限があります。
交代の仕方はスターティングラインアップの操作と同じです。 |
ゲーム ステータス |
ゲームの途中経過を見ることができます。 |
スコア |
現在までの得点を見ることができます。 |
ファール |
現在までのファールを見ることができます。 |
リプレイ時の操作方法は、
Bボタンが再生、Yボタンが巻き戻し、Xボタンがコマ送り、Aボタンが早送り、L / Rボタンが視点の切り替えです。
十字キーでカーソルを動かし、選手に近づけると選手にマーク付きます。
この状態で再生するとマークした選手中心の映像となります。
選手をマークしない場合、カメラはカーソル位置に固定されます。
ルール
同点でタイムアップした場合、前後半形式の延長戦を行います。
延長戦のハーフタイムは、OPTIONで設定したハーフタイムの1/3の長さとなります。
この延長戦でも決着がつかない場合、更にVゴール(サドンデス)形式の延長戦に入ります。
オフサイド |
相手サイドで攻撃するとき、前に相手選手が1人しかいないような場所の選手にパスしようとするとオフサイドになります。
オフサイドとなる場所に味方選手がいるときでも、その選手へのパスを行なわなければオフサイドとなりません。
オフサイドはOPTIONでONにした場合だけ判定されます。 |
ファール |
後ろからのスライディング、タックル等の危険な行為をするとファールをとられます。
特に危険なファールには、イエローカード、レッドカードが提示されます。
レッドカードが提示された選手、または試合中2枚目のイエローカードが提示された選手は退場となります。
このゲームではカードはその試合のみで有効です。次の試合には持ち越しません。
レッドカードで退場となった選手でも次の試合に出ることができます。
ファールはOPTIONでONした場合のみ判定されます。 |