ゲーム速度と同盟
メイン画面はひとつのセクター分の大きさで表示されます。
画面左上には島の縮小マップが表示されます。
白枠がついたセクターが現在表示しているセクターです。
カーソルをセクターに合わせてAボタンを押すと、そのセクターに画面が切り替わります。
各勢力の城があるセクターは、勢力の色でセクター中央にマークが付きます。
マップの下には島の名前と選択しているセクターの時代が表示されます。
時代はそのセクターの技術レベルを示しています。武器を開発すると技術レベルが上がります。
EPOCHごとに技術レベルの上限は決まっていて、次のEPOCHへ進むと技術レベルの上限も上がります。
遅い
普通
速い
地図の右横にある人型のアイコンはゲーム速度を変更するためのものです。
カーソルをアイコンに合わせてAボタンで速くなり、Bボタンで遅くなります。速度は3段階あります。
速度変更アイコンの下に表示されるのは各勢力を表す盾です。
盾の色は勢力の色です。盾の横に表示される数値は、選択されているセクターに配置されている城外の部隊の人数です。
複数の敵がいるときは、敵と同盟を結ぶことができます。
同盟を結びたい勢力の盾にカーソルを合わせてAボタンを押してください。相手が同意しなければ同盟は結べません。
同盟が成立すると自勢力の盾が同盟相手の色との混合になります。
同盟相手の盾は黒く表示されます。同盟を解消したい場合は黒い盾にカーソルを合わせてAボタンを押してください。
敵のほうから同盟を求めてくることもあります。
その場合はマップ表示部分に敵の顔が表示されます。
同盟を結ぶならYESにカーソルを合わせてAボタンを押してください。断るならNOを選択してください。
コマンド
島にいる敵の勢力をすべて排除するとクリアーとなります。
そのためには、武器を開発し部隊を配置しなければなりません。そういった操作は命令ウィンドウで行います。
命令ウィンドウは城のあるセクターでのみ開けます。
命令ウィンドウはRボタンを押すと開き、Lボタンを押すと閉じます。
ウィンドウ開閉アイコンを選択することでも開閉できます。
命令ウィンドウが表示中はYボタンを押すたびに、マップ、ウィンドウ開閉アイコン、コマンドと順にカーソルが飛びます。
命令ウィンドウが閉じている時にYボタンを押すと、ウィンドウ開閉アイコンにカーソルが飛びます。
各コマンド名にカーソルを合わせてXボタンを押すと、コマンドのヘルプを表示します。
各コマンドはコマンド名にカーソルを合わせてAボタンを押すと前の項目に戻ることができます。
■情報
情報コマンドは、そのセクターで開発された武器を表示します。
コマンド名横の数字は「城にいる何もしていない人員数 / セクター内のすべての人員数」です。
各武器にカーソルを合わせてAボタンを押すと、その武器を生産するのに必要な原料が表示されます。
原料表示の際、左下のゴミ箱にカーソルを合わせてAボタンを押すと、武器を捨てることができます。
可能な場合は、別の原料の組合せで捨てた武器を再度発明することもできます。
■攻撃
このセクターの城にいる人員を戦闘要員として城の外に出します。武器がある場合はそれを持たせることができます。
人型のアイコン下の数字は城にいる人員の数です。
このアイコンにカーソルを合わせてAボタンを押すと、武器を持たない戦闘員として選択されます。
各武器のアイコンにカーソルを合わせてAボタンを押すと、その武器を持った戦闘員として選択されます。
OKと表示されるのは、全員分武器が用意されていることを意味します。
数に限りがある場合はその数が表示されます。
武器アイコンの左上についているローマ数字は、その武器1つに対して必要な戦闘員の数です。
IからIVまであります。IIIの武器をひとつ選択すると戦闘員は3人選ばれます。
人数選択時、Aボタンを一回ずつ押さなくても、押しっぱなしにすることで素早く選択できます。
人数を減らしたい場合は、各アイコンにカーソルを合わせてBボタンを押してください。
剣アイコンを選択すると、選択された人員と武器をリセットします。
剣のアイコン下の数字は現在選択されている戦闘員の総数です。ひとつのセクターに出撃できる戦闘員は最大で250人です。
出撃させる数が決まったら、カーソルをマップに動かし、出撃させたいセクターを選択し、Aボタンを押します。
これでそのセクターに戦闘員が送り込まれます。
敵がいる場合自動的に戦闘に入ります。また城のないセクターの場合は城の建設を自動的に行います。
部隊を送り出せるセクターは、自勢力の城か部隊が存在するセクターと隣接しているセクターのみです。
ただし、プロペラ機、ジェット機、核ミサイル、UFOは、どのセクターに対しても送り込めます。
素手の部隊を送り込むと、敵の建造物は破壊できません。
戦闘中、同盟している勢力の部隊がセクターにいれば協力してくれます。
「攻撃」コマンドは攻撃的に使うだけではなく、自セクターに部隊を配置して置くことで敵の侵攻に対応するという使い方もあります。
セクターに配置された部隊を別のセクターに移動させたい場合は、
マップ上で移動させたい部隊のいるセクターにカーソルを合わせてBボタンを押します。カーソルが剣型に変わります。
移動させたいセクターに剣カーソルを合わせてAボタンを押すと、部隊が移動します。
部隊を城に戻したいときは、剣カーソルを部隊のいるセクターの中心(勢力の色でマークが付いている)に合わせてAボタンを押します。
部隊のいるセクターとは別のセクターの城に入れたい場合は、そのセクターにまず移動させてから操作します。
ひとつのセクターには250人までしか配置できませんので、それ以上の部隊を移動させてくることはできません。
また戦闘中の部隊を他のセクターに移動させると、退却ということになり多くの損害が出ますが、
自分の城に移動させる場合は、損害を出さなくてすみます。
マップ上での部隊の操作は攻撃コマンド以外のコマンドが開いている時でもできます。
また命令ウィンドウが表示されていない状態のとき、表示されているセクターに部隊がいるならBボタンを押すとカーソルが剣に変わります。
このカーソルを城(旗の立ってる建造物)に合わせてAボタンを押すと部隊を城に戻します。
城有 部隊無
城有 部隊有
城無 部隊有
部隊が配置されているセクターには小さなマークがつきます。
時代が1980ADまで進むと核ミサイルが登場します。
これも攻撃コマンドで使用するのですが、兵士を必要とはしません。
核ミサイルを選択後、剣カーソルを撃ちこむセクターに合わせてAボタンで発射されます。迎撃されなければセクター内を完全に破壊します。
ただし、相手側が対核ミサイルを配備している場合、自動的に報復核ミサイルがこちらのセクターに飛んできます。
■防御
城、工場、鉱坑、研究所といった建造物には防御のための兵を配置できます。
攻撃と違い防御兵はひとりずつ配置していきます。また防御用武器がなければ防御兵は配置できません。
人型のアイコンは城にいる人員の数です。配置する兵に持たせたい武器を選択してください。
武器アイコンを選択するとカーソルが
に変化します。このカーソルを建造物の塔に合わせAボタンで配置します。
塔は穴のように表示されている部分です。
塔の数は城が4、工場が3、鉱坑所が2、研究所が1です。
塔の上からの攻撃となるため、同じ技術レベルの攻撃側となら有利に戦えます。
別の武器をすでに配置されている兵に持たせたい場合は、その武器を選択し配置されている兵にカーソルを合わせてAボタンを押します。
命令ウィンドウが表示されていない時、配置されている防御兵にカーソルを合わせてBボタンを押すと兵を城に戻します。
核ミサイルに対抗する防御兵器は対核ミサイルとSDIレーザーです。
対核ミサイルは敵の核ミサイルが飛んでくると自動的に発射され敵セクターに報復します。
ただし、他の攻撃兵器に対しては無力です。
SDIレーザーは核ミサイルを迎撃しますが、一度発射すると使えなくなります。SDIは核以外の兵器に対しても有効です。
■城壁
セクター内の建造物の破損状況の確認と建造物の修復を行うコマンドです。
各建造物の状態はバーで示されます。バーが左の赤に近づくほど破損しています。
修復を行うには盾のアイコンにカーソルを合わせてAボタンを押します。
カーソルが
盾型に変わります。
このカーソルを修復したい建造物に合わせてAボタンで修復を実行します。
修復用盾に書かれた数字は大きいほど修復効果も大きくなります。1から4まであります。
時代が2001ADまで進むと城壁コマンドにこのアイコンが表示されるようになります。
これはシェルターアイコンです。このアイコンを選択するとカーソルがこのアイコンと同じ形になります。
その状態でカーソルを城に合わせてAボタンを押すと、城がシェルター化され、他の建築物も取り壊されこのセクターは閉鎖されます。
シェルター化された城にいた人員は冷凍冬眠状態となります。シェルターは核ミサイルにも耐えます。
冷凍冬眠された人員は、ゲーム最終EPOCH「THE MOTHER OF BATTLES」のとき目覚め最後の戦いに望みます。
つまり最終決戦のための人員をあらかじめ確保しておかなければならないというわけです。
冷凍保存の技術は不完全なため保存した人員は約1割まで減ってしまいます。なるべく多くの人員を保存しましょう。
一度シェルター化してしまうと、元には戻せません。
自勢力のセクターがひとつしかないときに実行してしまうと、何もできなくなってしまいます。複数のセクターを占領している状態で行いましょう。
THE MOTHER OF BATTLESでは武器の開発はできず、レーザーだけで戦うので数の勝負となります。