Publisher: イマジニア (Imagineer) Developer: Bullfrog Productions | Release: 1993.03.26 | SHVC-PM
ゲームの目的
このゲームはステージクリア型のリアルタイムシミュレーションゲームです。
ステージ開始時に与えられている兵力を元に、他勢力と争い、町々を占領することで、
ステージ内人口の3分の2を自勢力で占めることができればステージクリアとなります。
情報を見る
まずは、町の情報を調べてみましょう。町を侵攻する前にその土地をよく知っておくことが必要です。
マップを食料モードか建造物モードにし、町を探してみましょう。
最初のマップでは、
このような形で表示されているはずです。
クリックするとメイン画面に町の一帯が表示されます。マップの表示を拡大してみましょう。
情報コマンドを選択し、メイン画面の町の建物をクリックすると、
その建物の情報が表示されます。
ウィンドウが表示されている時、このウィンドウを閉じなくても別の建物をクリックすると新しい情報が表示されます。
たてもの |
建物の種類。 |
まち |
町の名前 |
じゅうにん |
建物に住んでいる人の名前。 |
りょうしゅ |
この町を領土とする領主の名前。 |
しょくりょう |
食料の備蓄量。 |
じんこう |
住人の数と領主に対する感情。 |
もり |
木材資源となる近隣の森の名前。 |
ざいこ |
生産品の在庫の種類と数。 |
侵攻
それでは、敵の町を攻撃してみましょう。
最初は、味方の兵士の数が少ないので、小さい町から攻撃することにしましょう。
剣のアイコンが攻撃コマンドです。
アイコンを選択後、目標とする町の建物をクリックすると攻撃を開始します。
部隊の動きにメイン画面を連動させたい時は、その部隊の将軍の顔をクリックしてください。
一部コマンドには積極度というものがあり、その設定により作業内容が変わります。
このアイコンが積極度です。三段階あります。
基本的に積極度1は25% 2は50% 3が100%の指示を意味します。
徴兵コマンドなら積極度3で100%つまり全ての住民を徴兵することになります。
町を対象にした攻撃コマンドで積極度3
に設定すると、町の住民を皆殺しにしてしまいます。ここでは2に設定してください。
戦闘での死者は、天に昇っていきます。
これを情報コマンドで調べると、
死者の名前を確認できます。
攻撃に成功すると、部隊は町の外で円陣を組みキャンプを張ります。
食料の調達
この世界では、食料が全ての経済の中心となっています。
兵士に給与を与えるのも、町の人々の信頼を得るのも、町から物資を得るのも全て食料なのです。
町では、夏から秋にかけて食料が収穫され、貯蔵されます。
食料の調達は、占領した町もしくは、同盟を結んだ町から行います。
食料調達コマンドを選び、町をクリックします。
調達できると、
将軍の上にあるグラフの食料を示す青いバーが増えます。町に食料がなければ当然調達もできません。
より詳しい食料の量は、将軍の首飾りをクリックして確認してください。
食料がなくても将軍のHPが減るということはありませんが、兵士たちが出身地へ帰っていってしまいます。
野には、有用な食料源があります。
羊は、軍隊の重要な食料源となります。
攻撃コマンドで、羊をクリックすることで兵士たちが羊を殺し食料に変えます。
羊の数は限られていますので、効率よく利用しましょう。
工場で生産する
占領した町に工場がある場合、そこで武器や道具類を生産できます。
工場は、マップの物モードで黄色く表示される建物です。
このような外観です。
生産コマンドを選択し、工場のある町をクリックすると部隊は生産活動を行います。
作られる物は、住人の感情、資源、技術力によって違います。
生産品が出来上がると工場の脇に、生産物が置かれます。
生産が終わった兵士たちは、将軍を中心に円陣を組んでキャンプします。
生産物は、次で説明する物資の調達によって部隊に持たせることができます。
物資の調達
弓や剣などの物資が貯蔵されていることがあります。また自身で生産した物資も町に貯蔵されます。
それを兵士たちに装備させることで兵士たちを強化することができます。
情報コマンドでまず、町の建物を調べてみましょう。
建物ごとに物資があるわけではなく、町として物資を持つので、調べるのはどの建物でもかまいません。
物資は「ざいこ」欄に表示されます。
物資があったなら
物資調達コマンドで、町の家のどれかをクリックします。
手に入れた武器は自動的に装備されます。
装備される武器の順番は、弓、剣、槍です。
装備の違う兵士たちは、円陣を組んだとき、異なる輪をつくります。
鉄を材料とする武器は、鉱山付近の町で生産されます。
兵員よりも武器が多い場合、余った武器は、将軍の情報に「よびぶっし」として表示されます。
予備物資が多いと、移動速度が遅くなります。この場合は物資の貯蔵コマンドを使います。
武器には、弓、剣、槍、投石機、大砲があります。大砲と投石機は各将軍ひとりにつき1つ装備できます。
弓や槍、投石機は森林資源のあるところで生産されます。
大砲、剣といった鉱物資源を利用するものは、山岳地帯にある鉱山のある町のみで生産可能です。
道具には、壺、鋤、ボートがあります。
壺は、同盟などの交渉時に献上品として使用できます。
鋤は町の収穫量を増やす道具です。兵員ではなく住民が装備することで機能します。
ボートは、海上などを移動するときに使用します。
ボートを持っている兵員だけが水上を渡り、残りは陸地からついていきます。陸続きでない場合は到達できません。
徴兵
強い軍隊と敵対するときに部隊を強化するには、まず兵員を増やすことが先決です。
占領下にある町では、町の住人を徴兵することができます。
徴兵コマンドを選択後、町の家をクリックしてください。
兵員が増えると、将軍の上にあるグラフの兵員を示す赤いバーが伸びます。正確な数字は将軍の情報で確認してください。
徴兵は、積極度3
で実行すると、町の住人全員を徴兵してしまい、町は無人になり荒廃して敵の手に簡単に落ちてしまいます。
兵士の数が多ければ、多いほど食料を多く消費します。
大きな軍隊を組織するには大量の食料が必要になってきます。
あまり必要以上に大きな軍隊を組織することは最良な方法とはいえません。
町の人数が少ないと、食料や物資の生産率が下がります。
このゲームでは人口の増え方は非常にゆっくりなものです。
よって、時には徴兵した兵士を故郷に帰すことも必要となります。
解散コマンドを実行すると、兵士たちは装備の貧弱な者から帰っていきます。
積極度に応じて帰る人数が変わります。3だと全員が帰り、2だと半分が帰ります。