Super Famicom & Super Nintendo Entertainment System Database
Super Famicom Database
R-TYPE III THE THIRD LIGHTNING
R-Type 3 The Third Lightning
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Publisher: アイレム (Irem) | Release: 1993.12.10 | SHVC-ER
ステージ
STAGE1 次元カタパルト 空間転送砲で射出されたR-9Øが実体化したのは、無惨にも破壊された次元カタパルトであった。 そして銃口を向ける、指揮系統を乗っ取られ発狂した機動兵器の群れの中であった。 ガーディアン:GUARD-RAY ガドレイ STAGE2 アシド・クリーチャー 死にゆく異次元獣の体内に侵入する。 生体濃縮された放射性消化液が滴り、内臓内壁を溶解してゆく。 汚怪な生殖道を逆行するR-9Ø。…今、混入した異物を排除すべく異形の寄生虫が群がり始めた。 ガーディアン:ネクロゾウル STAGE3 重金属回廊 はるかなる眼下へ、鋼で覆われた洞窟が続く。 ガイドランプが静かに瞬く中、敵オートマトン(対侵入者用自動攻撃兵器)の起動音が響く。 重々しい爪音を立て、巨大な敵影が、空をよこぎってゆく。 ガーディアン:コース・グラブ STAGE4 ファイアキャスクファクトリー 圧搾機が重厚な音をたてながら煽動する。ここはバイド体に空間ごと取り込まれた完全自動兵器工房。 流体と化した熱硬化性素材が、炎となって回路を走る。穿たれた金属の傷口の奥で、その獣は蠢いていた。 ゲートキーパー:リクジオネータ ガーディアン:幻獣666(トリプルシクス) STAGE5 バイオニクス・ラボ 暴走したDNAが金属組織に侵入し、ひびわれた培養カプセルの中からただれた肉腫がのぞく。 生体汚染された有機質兵器研究所の中、密やかに増殖するは、擬態性質をも備え持ったメタ・ウェポノイド群。 …そして、眼前で実体化するは、恐怖の記憶。 ガーディアン:ファントム・セル STAGE6 電界25次元 空間座標Q3681119:銀河系中心域 発狂した色彩の中、空間を歪め、蝕んでゆくのは無へと続くワームホールであった。 …最終章。人類は無(ZERO)の中へと向かう。ひらいてゆく無(ZERO)、…そしてとじてゆく無(ZERO)。 ファイナルターゲット:マザーバイド
バイド
それは26世紀の人類が生み出した惑星級の星系内生態破壊用兵器のなれのはてであった。 銀河系中心域に確認された、明らかに敵意を持った外宇宙生命体との接触に備えて建造されたそれは、 反応兵器や次元兵器と異なり空間を汚染することなく、その効果範囲における全ての生態系を破壊する局地限定兵器であった。 月とほぼ同じ大きさのフレームの中に満たされた、全てを浸食し、取り込み、進化し、 自分以外の生命体すべてを喰い尽くすまで活動を続ける、人の手による絶対生物、 それは、生体物理学、遺伝子工学、魔道力学までも応用して合成した人工の生ける悪魔。 これをバイパスパイルを通して空間跳躍(D-wape)させ敵の母星の存在する星域に送り込み全滅させる計画は完璧に進んでいるように見えた。 だが、ほんの些細なミスによって"それ"は太陽系で発動した。 150時間荒れ狂った"それ"は次元消去タイプの兵器によって異次元の彼方へ吹き飛ばされ、一応の決着を見たのである。 26世紀では。 だが、"それ"は生きていた。異次元の中で進化を続けながら胎動を繰り返す肉塊。 気の遠くなるような彷徨の果て、時間を乗り越え、その力を発現したさきには、22世紀の地球があった。