「ええ!? じゃあ、みっちーって全然そういう経験ないの!?」 「それ、おかしいよー。女の子を好きになったことがないなんてー」 「柔道とかアマレスを普通の男子とは違った目で眺める派?」 主人公ミツルは、年頃のオトコノコ。 もんもんと性的好奇心を持て余すどこにでもいる少年のひとり。 だけど人をまだ好きになったことのないミツルには、恋愛というものはよくわからない。 告白され、付き合ったことはあるものの、やっぱりうまくはいかず。 自分には恋ができないのかと悩みながらお風呂に入っていたある日。 うっかりお風呂で溺れてしまったミツルは、見知らぬ世界へと飛ばされてしまう。 そこは現代日本とは似ても似つかないファンタジーな世界。 4人の少女達が次期神王妃候補として暮らす空に浮かぶ宮殿だった。 そこではミツルは話したり触ったりはできるものの姿は透明。 ミツルに気づかず無防備な姿を晒す少女達の姿にドキドキさせられるうち、 いつしか恋を知らなかったミツルの心にも変化が現れ…。

エッチも恋も未体験、うぶな男の子、ミツルくん。 ある日突然、家のお風呂がファンタジーな世界へと繋がってしまい、真っ裸で放り出されてしまう。 だけど安心。ミツルくんは透明人間と化していたので、彼も彼のムスコも誰にも見えないのだった。 という設定のアダルトアドベンチャーゲーム。ヒロインは移動箇所の選択によって決定される。 異世界転移系だが、本格ファンタジーではなく、パロネタ等、会話はギャグ要素が強く基本軽いノリで展開。 ヒロインは全員お姫様だが、性知識ありなうえに、主人公は童貞少年なのでエッチシーンも、 お姫様を好きに汚しちゃう的なダーク要素は無く明るく楽しく快楽系。 おまけ的に年増純情処女やケモミミ少年とのエッチもあり。 ひとりひとりのヒロインのルートは短め。全員攻略することでハーレムエンドが開放される。 ちなみになにが「てこいれ」なのかというと、どのルートでも、 ミツルくんは好きになったお姫様を次期王妃試験に合格させるため奮闘する展開となるので、てこいれ。

原画を担当したA-10の同人サークル「ガジェット工房」発行の同人誌「テコプリ」。 同人誌というと薄い本のイメージだが、200Pを超える分厚い本。 各所寄稿の再録、設定資料、原画、ゲスト漫画、A-10による描き下ろし漫画を収録。 漫画ではゲーム中直接出てこないミツルの母親が登場し、セネカの後日談として本編を補完する内容となっている。 てこいれぷりんせす廉価版ではこの同人誌がPDFとして収録されている。