このゲームは様々な特性を持ったユニットを自由に組み込んでデッキを作り上げ、対戦相手のデッキと戦わせるシミュレーションゲームです。
戦いは自動で進行するため、デッキ構成が勝敗を分けます。対戦フィールドは24x24マス、地上、空中、地下の三層となっています。
ユニットは戦うだけではなく、フィールドを占領したり地形を変化させたりといった行動をとります。
それらの行動はポイント化され、総合得点によって勝敗が決まります。
Holy |
Early |
Middle |
Present |
Future |
ゲームはリアルタイムで進行します。開始後ユーザーは介入できず結果を見守るだけです。
ゲーム進行は5つのジェネレーションに区切られ、一定時間で次の時代へと進みます。これがゲームタイトルの由来です。
各時代が始まると、デッキの中でその時代に登録されているユニットが投入されます。
Holyは精霊の時代で、戦いは無く自軍に有利な形に地形を操作します。その後は戦いの時代となり、
Earlyでは妖精や動物達、Middleは怪物と人間、Presentは人間の現代戦、Futureでは人が絶滅し遺された自動機械達が戦います。
Holy時代に水の精霊を投入、水地形を増やせば、その影響を受ける次の時代は水系ユニットが有利となります。
時代と時代の区切りにはChaosという時間があり、多くのユニットはここで消滅し、次の時代へは行けません。
フィールドの各マスの地形は精霊力の影響によって変化します。
炎の精霊力は土地を乾燥させ、水の精霊力は湿らせます。大地の精霊力は土地を盛り上げ、大気の精霊力は平地化させます。
大地の精霊力が山を作り出したところに、炎の精霊力が影響すると、火山となります。
炎と水、大地と大気はそれぞれ正反対の性質のため、打ち消し合います。
炎の精霊「イフリート」。
水の精霊「ウインデーネ」。
地形には精霊力のほかに汚染という要素もあります。水が汚染されると腐った水となります。
フィールドは草原や山岳地帯等、地形の初期状態が異なる64種類が用意されています。
対戦時はフィールドを好きに選択することも、ランダムに決定することもできます。
ユニットはその行動によっていくつかのタイプに分かれます。
攻撃力か防御力、もしくは索敵に優れた戦闘ユニット。土地を変化させる精霊ユニット。樹木や城壁を作る生産ユニット。
土地を占領する占領ユニットの4種類です。ユニットの中には複合的に能力を持つこともあります。
精霊力は精霊だけではなく、すべてのユニットが持ちます。
ユニットによっては水に入れなかったり、山に入れなかったりと移動に制限があります。
ユニットには寿命があり、戦闘で減少するヒットポイントとは関係なく、時間経過で消滅します。
それぞれの時代は五つの時間帯に分かれていて、各ユニットをどの時間帯に登場させるかを指定できます。
ユニットは使い続けるとレベルが上がり能力が上昇します。デッキ再構築の際、育ったユニットはプールしておけます。
敵ユニットを倒したり、土地を占領したりといった、ユニットがとる行動はすべてポイントとなります。
ポイントにはキューブポイントとユニットポイントの二種類があります。
土地の占領、土地の精霊力による変化はキューブポイントになります。
戦闘行為で土地を汚染させた場合はマイナスのキューブポイントになります。
ユニットポイントは、ユニットを登場させるだけでもユニットコストに応じて取得できます。
最も多くユニットポイントを獲得する方法は敵ユニットの撃破です。
他にも生産や、敵の生産物の破壊、寿命をまっとうした場合にもわずかですがポイントとなります。
Generation | Unit Bias | Cube Bias |
Holy | x1 | x1 |
Early | x1 | x2 |
Middle | x5 | x3 |
Present | x10 | x5 |
Future | x2 | x20 |
時代によって得点の入り方が変わります。これをバイアスと呼びます。
Holyはキューブ、ユニットとも基本点が入るだけですが、Presentではユニットポイントが10倍、キューブポイントが5倍となります。
キューブポイントは時代の終了時にまとめて集計されてから、バイアスが掛けられ、総合得点に加算されます。
ユニットポイントはポイント獲得時に即バイアスが掛けられ、総合得点に加算されます。
デッキに登録できるユニットは最大100ユニットです。
また各ユニットにはユニットコストが設定されており、コストの合計値が1000を超えることはできません。
このゲームには、あらかじめ用意されているデッキを相手に戦っていくキャンペーンモードがあります。
まずはこのモードを突破するためのデッキを構築することで、このゲームの戦略性を掴みましょう。
ネットワーク対戦は、リアルタイムに対戦するのではなく、
発売元の会社のサーバーにデッキデータを登録し、後に処理が行われ結果が発表されるという形です。
公式サーバーは2005年で終了しています。
ユーザー間の通信機能というのはありませんが、「Second Age」にバージョンアップすることで、
デッキデータのインポート/エクスポートが可能になります。旧バージョンのデッキデータも変換して使用できます。