ハリセンブルク国の王女シルクは旅の途中、記憶を失った青年エリックを助けます。 臆病で使えない従者に困っていたシルクはエリックを旅のお供に決めました。 旅の目的地は王城から遠く離れたフィヨル山です。 国のしきたりによって、成人を迎えた王家の者は、宝珠を山へと納めねばならないのです。 シルクは、しきたりについて詳しい話を聞くため元大臣ジジーノフを訪ねます。 ジジーノフが語る旅の真相は意外なものでした。 宝珠はかつて神と人間が交わした誓約の証…。 千年前、天変地異が人々を襲います。 それは堕落してしまった人間達に対する創造主の罰でした。 ひとりの若者がフィヨル山に赴き、神に赦しを乞います。 神はひとつの条件をつけました。 争いをやめ、平和な世界を維持すること。 そして千年後に約束が守られているか審判が行われることになりました。 宝珠はその持ち主を人類の代表として、 その心が清らかで平和を愛する者かどうかを読み取ります。 もしもその者の心が汚れていれば、世界に魔王が現れすべてを滅ぼしてしまうというのです。 宝珠は契約者の子孫である王家の者が代々受け継いできました。 そして千年後の今、 その内のひとりが約束の地フィヨル山へ行き審判を受けねばなりません。 「人々の苦悩は、あなたの苦悩…。悩める人を、きっと助けてあげてください」 旅立ちの前、王妃はシルクにこう言いました。 シルクとエリックは道中、様々な人たちと出会うでしょう。 それが審判にどんな結果をもたらすのか…神のみぞ知ることです……

このゲームは状況に応じて表示される「見る」「話す」等のコマンドを選択しゲームを進めるファンタジーアドベンチャーゲームです。 プレイヤーは旅の王女シルクのお供であるエリックを操作し、王女とともに旅先で出会う女の子達の問題解決に望みます。
このゲーム固有の特徴としてはミニゲームが物語の中に組み込まれています。

タイミングを図ってターゲットを釣り上げるクレーンゲーム、相手の撃ち出す弾に魔法をぶつけ撃ち消すシューティングゲーム、 ターゲットを尾行し気づかれそうになったら魔法で身を隠すステルスアクションの3種類があります。

左は初回限定特典のキャラクターシールです。右はアンケートハガキ裏のイラスト。
このゲームの体験版には「しるくど～ろ 前夜祭」が収録されています。
これは全ヒロインが登場するキャラ紹介用シナリオになっていて、ゲームのノリを伝えるものですが
本編の後日談的な設定でもあるので、クリア後に読んでも楽しめます。
体験版は製品CD-ROM内のおまけフォルダに収録されています。