KA-SU-MI Prologue.
養い親の転勤で、3年ぶりにかつて住んでいた街に帰ってきた主人公「千葉一平」。
慌ただしい引っ越しを済ませたその夜、
一平は月明かりの下、ビルの屋上から屋上へと舞うように跳び去る人影を見る。
あくる日、一平は転校先のクラスで委員長の「白波かすみ」と知り合う。
すぐに顔を赤くしてしまう控えめで照れ屋なかすみだったがなにかと転校生である一平に気を使ってくれた。
そんなかすみに好感を抱き、一平もかすみを助け徐々に仲良くなっていく。
一方そんな二人を、一平の幼馴染「松葉柚」は憮然と見つめていた…。
それから幾日か経ち、
引っ越しの日に見た人影が忘れられない一平はもう一度あの日の場所へと赴く。
そして再び現れた人影を追いビルの中へと入った一平が見たのは「白波かすみ」の姿だった。
見られたことに気づいていたかすみは、翌日一平を屋上に呼び告白する。
「あの、一平くん…私のこと、軽蔑しますか…?」
「…私、ドロボウなんです。」
夜な夜な街を飛び回る怪盗とクラスの委員長が同一人物。
困惑する一平だったが、特別な事情があるというかすみの言葉を信じ、
そしてかすみの身の危険を案じ、かすみを助けようと決意するのだったが…。
KA-SU-MI Game System.
このゲームはヒロイン分岐型の学園恋愛アドベンチャーゲームです。
ヒロインの選択は、マップ画面で各ヒロインがいる場所を選び会話モードで好感度を上げることで行われます。
難易度をEASYに設定するとマップ画面に各ヒロインがどこにいるかミニキャラで表示されます。
会話モードは、表示されるトピックから話したいものを選択することで会話を行います。
トピックの選択は3回まで行えますが、相手が関心のある話題の場合は選択回数が1回増えます。
KA-SU-MI Character.