この国の上層を占める富豪、権力者達の子女のため設立された聖レイセーヌ学園。
下界を見下ろす様な高台に広大な敷地。
幼稚舎から大学院まで備えることで、一貫したエリート教育が行わている。
有り余る予算に支えられた各種専門施設のみならず、自然の森や泉もある美しき学び舎。
生徒達はここでその生れに相応しい品位と能力を身につけ巣立っていく。
部外者からは憧れの別世界と見られているレイセーヌだが、
学内の秩序は学外の権力を反映したものとなっている。
親が逆らえないのなら子もまた逆らえない。
現在の学園を支配するのは一ノ宮財閥の令嬢由利香。
その美貌と才能は生徒達から崇拝され、学園の全ては彼女の意思次第。
人は皆彼女の前に跪き、それぞれに相応しい餌を与えられれば尾を振る。
地位、金、性。
由利香にとって他人との関係は支配でしかない。
愛することも信じることも彼女はしらない。
幼き日のたったひとつの思い出をのぞいて……
一般からレイセーヌに入学することも不可能ではない。
特別に優れた才能を持つものには入学を許されることもある。
今年度の新入生杉原明日菜もその一人。
明日菜は入学早々久堂克己という先輩と知り合う。
物静かで他人を尊重する性格の彼には学園の空気が馴染めずにいた。
生粋の学園生徒達にはない明日菜の純粋さは彼を惹きつける。
だがふたりの接近を由利香は許さなかった。
なぜなら、由利香のただひとつの思い出は克己とのものだったから。
克己の信じる明日菜の純粋さもまた偽りにすぎないのだ。
人は皆、獣。
明日菜もそれは同じ。克己にそれを見せつけてあげる。
あの時…私があなたから教えられたように……
このゲームは選択肢式のアドベンチャーゲームです。
選択肢によって由利香、明日菜のS値M値が変化し、
分岐点で数値の評価が行われストーリーが変化するマルチエンディングシステムとなっています。
由利香は純朴な明日菜もまた一皮向けば獣であることを証明するため、
明日菜を罠にはめ絶望を与えたのち奴隷としてしまいます。
調教を受け何かに目覚めていく明日菜、支配の悦びと克己への想いの間で狂っていく由利香。
基本的に全編陵辱系で、レズ要素も含みます。
ストーリーは明日菜、由利香それぞれの視点で語られます。
2人の物語は同時に進行し、プレイヤーはいつでも切り替えることができます。
由利香から開始しC地点で切り替えた場合、
明日菜の物語はA地点からではなく、同じC地点から読むことになります。
初回特典のマウスパッド。
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地方大学講師を父に持つ中流家庭の出身。
子供の頃からレイセーヌの世界に憧れ必死に勉強し学力を身につけた。
父の人脈も影響し入学を許され、新しい生活への期待に胸を膨らませている。
友人思いの優しい性格で趣味はクッキー作り。 |
大財閥の令嬢として生まれながらに人の上に立ってきた。
財力のみならず美貌と才能も傑出しておりすでに政財界にも影響力を誇る。
頂点に立つ由利香にとって人は支配の対象でしかなく、側近達も彼女飾るモノにすぎない。 |