主人公「皇志狼 すめらぎしろう」は特殊な力を使って「怪者 けもの」と呼ばれる、普通の人間には見る事すら出来ない化け物を狩る事を生業にしていた。 「奴」と呼ばれている怪者に両親を殺された過去をもつ志狼は、ついに「奴」を追いつめる事に成功する。 しかし偶然そこに居合わせた「八握神社 やつかじんじゃ」の巫女、飛鳥ちとせを守るため志狼は自らの力をちとせへと送り込んだことで、「奴」から痛恨の一撃をうけ、瀕死の重傷を負ってしまった。 なんとか窮地から脱する事は出来たものの、力を失ってしまった志狼では「奴」を倒す事は絶望的になってしまう…。 うなだれる志狼に、ちとせはこう言った。

「あなたの代わりに、私が戦います!」

こうして志狼は少女の家、「八握神社」に、師匠として住み込む事になった。
ちとせの祖父の願いもあり、高校にはそのまま通わせ、修行との両立をさせることになり、家事の出来ない祖父と居候となった志狼の面倒も見るという忙しい生活が始まる。 はたして志狼とちとせは「奴」を倒すことができるのか。

このゲームは育成シミュレーションゲームです。プレイヤーはちとせに怪者と戦う力を持たせるための修行を指導します。 日曜日の終わりに、次の一週間分の修行内容をまとめて指定します。1日にふたつの修行が可能ですが、どの修行も疲労が蓄積するため適度に休息も必要です。 修行を行うごとに成功、失敗の判定がなされステータスが増減します。休日に行う修行はいつもより効果が大きいのですが、疲労の溜まりも大きくなります。

休日、修行を休みちとせに自由時間を与えるか、平日に志狼の行動を「散策」に指定することで、街に出ることができます。 移動先では誰かとの出会いや、新たな修行を思いついたりといったイベントが発生することもあります。

敵との戦いは、RPGのようなコマンド選択式のバトルとなっています。 敵として対峙する怪者は元人間の場合もあり、ちとせはできれば殺さずに救いたいと考えています。 攻撃の際に、取り付いた「奴」の一部を狙い撃ち、追い出すことができれば、救うことが出来ます。 倒してしまうか、救うか、戦闘の結果次第で、後の展開に少し変化があります。