ある日、砂漠の真ん中に巨大な謎のダンジョン「デザートラヴィリンス」が出現した。
ファントムラヴィリンスとも呼ばれるその迷宮は数刻の間に姿を変える砂漠のように、生き物のごとく姿を変化させる不思議な迷宮だった。 地図の存在意義を無力とするその迷宮からは、数々の秘宝が発見されたこともあり、迷宮の噂は世界中へと広まり、世界各地から財宝を求める冒険者達がやってくる。 何もなかった砂漠にはいつの間にか冒険者達の街が出来上がっていた。冒険者の欲望が渦巻く熱気と混沌に包まれながら街は発展していく。
主人公も、そんな迷宮の噂に引き寄せられ、砂漠へとやってきた一人。
かつては傭兵として国の危機を救う活躍を成し遂げ、今は冒険者として世界を旅している。 そんな彼につきまとう、元王宮の見習い魔法使いミサキと共に砂漠へ足を踏み入れた矢先、流砂に飲まれ、いきなり迷宮へと引きずり込まれてしまうのだった。

迷宮は方形のフロアとそれを繋ぐ通路で構成され、下りの階段がフロアのどこかに配置されます。 ひたすら階段を降り、迷宮の深奥を目指すのが目的となります。 武器、盾、薬、魔導書、魔法の杖等を拾い集め、モンスターを倒していかなければなりません。アクションRPGではなく、交互に行動するターン制となっています。 時間が経過すると空腹になるので、食べ物も必要となります。死ぬか、脱出アイテムを使用しなければ街へ戻ることはできません。 各階層は同じ階でも、入るたびに構造が変化し、アイテムやトラップの配置も変わります。 いわゆるローグライクゲームなわけですが、アイテムや敵の特徴等はPC系よりも、チュンソフトの不思議のダンジョンシリーズから直接の影響を受けています。 独自の特徴としては、気合ゲージの存在があり、これを消費することで必殺奥義を使用したり、魔法の杖の効果をフロア全体に及ぼすことができます。

ダンジョンからアイテムで脱出すると、ゴールドとアイテムを持ち帰り、保存することができます。 アイテムは再びダンジョンに持ち込むこともできます。街に戻ると、到達階層と獲得ゴールドが表示され、記録を更新するとランキングに記載されます。 ゴールドを使い、アイテムの購入も可能です。店にない商品を売ると、その商品が店に並ぶようになります。