ノベル形式でゲームは進行します。時折キャラクターの選択画面になり、その時点で選択できるキャラクターが明るく表示されます。 キャラクターを選択すると、そのキャラクターの視点でストーリーが語られます。これを繰り返しエンディングへと向かいます。 選択したキャラクターとストーリー中の選択肢によって、エンディングは変化し、 すべてのエンディングをみることができれば、次のシナリオへと進むことができるようになります。

容姿、学力共に恵まれ、父母ともに著名人という環境に生まれた影山真人。 高校時代はアイドル的に扱われ、多数の女性と付き合うが、その完璧さから理想を抱かれすぎたり、女同士の見栄に利用されるばかりで、 どの関係も長く続くことはなかった。 だが、財界の有力者である親同士の思惑から、三重野由美と由貴の一卵性の姉妹と出会うことになり、二人と複雑な関係を結んでいくことになる…。

高校を卒業し医学部へ進学、やがて留学のため渡米した真人。
2年後、帰国し自宅マンションへと戻ってきた真人は、マンション前に由美と思わしき女が佇んでいるのを見かけるが、その直後、マンションから別の女が飛び降り死亡する。 死んだ女は、真人の高校時代の写真を持っていたが、死体の損傷が激しく身元は不明。 写真の他に、イヤリングも持っていたが、それはかつて真人が義妹に渡したものだった…。

音信が途絶えていた妹の身を案じ、死んだ女の謎を追い始める真人。ちょうど、高校の同窓会が開かれることを知り、参加を申し込む。 同窓会の運営委員は、かつてのクラス委員長で、気兼ねなく話せる親しい友人だった川本泉水が務めていた。 泉水のほうは、真人に惹かれていたのだが、友人関係を壊すことを恐れ、想い告げることなく卒業した。 だが、想いは消えさったわけではなく、数年ぶりに彼の姿を目にし、甦ることになる。

再開した二人が事件を追う一方、 同窓のひとりで今は法律事務所の調査員を務める久保田貴教は、三重野由美からの依頼を受けた調査で影山真人が行旅死亡人となっていることを知る…。