世紀末が近づいた1999年の4月。学生たちには新しい始まりの季節。
ある日の下校中、主人公は不思議な光の筋を見る。
流れ星と思っていたその光はやがてこちらへと近づいてきて、ついには主人公を打ち抜いた。
主人公が気が付くと、目の前に女の子が倒れていた。
不思議な姿をした幼い少女、桜の花びらに捲かれ気を失っていた。
それが、主人公と少女との最初の出会いだった。
彼女と出会い主人公は太古から定められた運命に操られるように不思議な事件に巻き込まれていく。
少女は「地上に封印されていた悪しき神の復活を阻止するのだ」と語った。
その言葉を信じ、少女の失われた力を捜していく主人公。
多くの人々と出会い、心に触れながら、少女との理解を深めていく。
突然の出会いが、平凡に過ぎゆくはずだった日常を大きく変えていく。
物語は様相を変化させ、やがて予期せぬ結末を迎えることに…。

キャラクター達の会話によりストーリーが進行するメインのパートです。 クリックで読み進めていくだけで、コマンドの入力等はありません。選択肢もわずかです。 スキップ、バックログ機能があります。

2から6までの目があるルーレットを回して進んでいきます。キャラクターのマスに止まることでアドベンチャーパートでイベントが進行します。 ルーレットによって進んでいくことで、日付も進んでいくので、イベントを達成できずに期日を向えるとゲームオーバーです。 ルーレットは慣れると目押しが可能な速度です。狙う目の2つ前の数字が消える瞬間に押すのがコツです。

アドベンチャー、ルーレットのどちらのパートでもカードバトルが発生することがあります。 戦いに負けるとゲームオーバーとなりタイトルに戻されます。 カードは戦闘を行うキャラクターカード、攻撃に必要なエネルギーカード、HPを回復させるヒールカードの3種類があります。 キャラクターカードには4種類の属性があり、属性に合ったエネルギーを補充させることで攻撃を行います。 集めたカードはイベントCGと同じように、閲覧モードが用意されているので、コレクション要素もあります。

イベントを無事進め、そのキャラクターのパートが一区切りつくと、Ｈシーンとなります。

パッケージ内にはメインキャラクターが印刷されたポップが入っています。

「SEVEN 設定原画集」発行:コンパス 1999年10月31日 ISBN4-87763-043-0
原画の掲載は小さく、CGメインのビジュアルブックとなっています。描き下ろしポスター付。 攻略情報とスタッフインタビューも掲載。

ゲームの後半はアーチェルートと桜子ルートに分岐します。 分岐条件はいくつかありますが、「芳樹・万里恵シナリオ」「ソフィー・先生シナリオ」のクリア方法が大きく影響します。 4月12日の選択肢で最初のシナリオが決まります。 選んだシナリオは4月13日～5月17日の期間で進行し、選ばなかった方が5月18日～6月14日に進行します。