Story
主人公は大帝国オレイクスの若き皇帝レイナス。
ある日彼は、帝王学を学んだ師の臨終を看取るため訪れていた霊山アムリッタで、ひとりの少女と出会う。
少女の名前はソフィア・ルーイン。
彼女にひとめぼれしたレイナスだったが、ソフィアは山の大樹に封印され動くこともできなかった。
呪われた地から忽然と現れた彼女を悪しき者として、師はソフィアの精神と肉体を分離し封印したのだった。
封印のひとつを解き、ソフィアの精神を大樹から解放したレイナスは、
ソフィアを后とするため、彼女の肉体を取り戻す戦いを始めるのだった。
GameSystem
「皇帝陛下になろう」というタイトルではありますが、内政、外交などの運営要素は無く、1ステージずつクリアし、ストーリーを進行させていく戦術級シミュレーションゲームとなっています。
ターン制ではなく、プレイヤー側だけが行動するちょっと変わったシステムです。
縦にスクロールするマップを移動していき、配置された敵と隣接すると戦闘になります。移動できる回数には制限があり、この制限の中で敵の王様ユニットを倒さなければなりません。
配下の将軍の能力を見極め、効率的な行動をとる必要があります。
配下の将軍は4人いますが、個別に移動させることはできず、RPGのように隊列を組んで移動します。
戦闘は先頭の将軍が行い、移動するごとに先頭の将軍の残り歩数が減っていきます。先頭に立つ将軍はいつでも切り替え可能で、全員が死亡するか、残り歩数が0になることでゲームオーバーです。
雑魚敵の掃討、移動、強敵の担当というように将軍を使い分けることで残り歩数内でのクリアを目指します。
将軍を移動させ、敵と隣接すると自動的に戦闘処理が行われます。HP等の要素は無く、勝ちか負けかで判定されます。
負ければその将軍は行動不能となり、残りの将軍だけで戦わなければなりません。勝つと経験値が取得でき、一定値に達するとマップクリア後にレベルが上がります。
敵は各マップでグラフィックが異なりますが、将軍、隊長、兵士の3タイプが配置されます。
画面右のステータス欄には、現在先頭の将軍が各敵と戦った場合の勝率が表示されます。王様ユニットは将軍と同じ強さです。
王様ユニットを倒せばステージクリアですが、将軍を成長させるためにはなるべく多くの敵を倒す工夫も必要です。
またお姫様ユニットが存在するマップでは、ボスを倒す前にお姫様をゲットしていると、ステージクリア後にそのお姫様のHシーンを見ることができます。
宝箱は上に乗ると開けることができアイテムを取得できます。アイテムは各ステージ開始時に将軍に持たせることで効果を発揮します。
Unit
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カーネル・バジリ |
頑固一徹な老武将。とにかく「忠義」の人で皇帝には絶対服従。
攻撃力は最強なのだが、移動力は低い。
また老齢のためレベルが上がると逆に能力が落ちてしまう。 |
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ウィルバー・スミルノフ |
バラの花が似合う美中年。武器には鞭を使う、実はホモ。
なぜだか敵の隊長に対しては異常に強い。移動力は普通といったところ。 |
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ジェイムス・ウインタース |
若年の武将。…だが、熱血バカ。
四将軍中、最高の移動力を誇る。
しかし、敵の兵士クラスにしか強くない弱い者いじめ専門。 |
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ティア・ソラナ |
四将軍の紅一点。皇帝陛下とは愛人関係にある。
どの敵に対しても勝率の低い使えない武将。
しかし、頑張ってレベルアップさせると何かが起こる? |
Memo
エンディングは3種類存在します。マップに配置されている全てのお姫様を無視するとトゥルーエンド、
逆に全てのお姫様をゲットした場合はハーレムエンドとなります。中途半端にお姫様をゲットした場合はバッドエンドになります。
ただし、どのエンディングもSTAGE 4のお姫様は影響しません。