レビュー - メモ帳
「ついに完成したぞ! 透明人間になれる薬だ!!」
自称天才科学者の藤ヶ谷博士は、毛生え薬だの惚れ薬だの怪しげなものばかり開発しては、息子まさしを実験台にしていた。
輝かしい失敗の歴史を体に刻まれているまさしは、むろん成功を信じるわけもなかったが、
男としては透明人間には一抹のロマンを感じざるをえず、ついその薬を飲んでしまう。
だがなにも起きない。落胆した博士は研究に戻り、まさしは副作用の不安に怯えながらコーヒーを飲み始める。
すると、みるみる体が透明になってしまった。薬とコーヒーの偶然の組み合わせが奇跡を呼んだのだ。
透明となったまさしはすぐさま家を飛び出す。そう透明人間といえば行かねばならないのだ。銭湯、女湯へ…。
透明となった結果、さまざまな女の子の秘密へと近づくまさし。
だがそれは街にはびこる新興宗教団の陰謀へとも繋がりヒロイン共々危機にさらされることに…。
選択肢型のアダルトアドベンチャーゲーム。
シナリオ たなかげんげ。原画・キャラクターデザイン まだら。音楽 KOHJI MIZUGUCHI (SOUL EXPERIENCE.69's)。