Publisher: ヒューマン (Human) Developer: フィールド (Field) | Release: 1993.01.22 | SHVC-DG
画面
(1)マップ |
味方の人間は緑の点、敵の人間は赤の点で表示されます。 |
(2)統率度(KRM/KARMA) |
味方の上限人数です。人間だけではなくモンスターも含まれます。 |
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ターゲットカーソル |
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プロセスカーソル |
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メインカーソル |
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キャラクターカーソル(メイングループ) |
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キャラクターカーソル(敵) |
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キャラクターカーソル(味方別グループ) |
操作方法
Aボタン |
Aボタンを押しながら対象のキャラクターにカーソルを合わせると、そのキャラクターにカーソルが固定されます。 |
Bボタン |
メインカーソル時、キャラクターをマークするのに使います。
また、ターゲット/プロセスカーソルの置き直しにも使用します。 |
Xボタン |
メイングループ内のキャラクターの間をカーソルが順次移動します。
ターゲットカーソルの上で押すとメイングループを持たない状態になります。 |
Yボタン |
主にメイングループを選択するボタンです。
ターゲット/プロセスカーソルの移動とそれらの復帰ができます。 |
STARTボタン |
ポーズ。
ポーズ中はメイングループの一覧が表示され選択することが出来ます。
Bボタンを押しながら十字キーを動かすとマップ中の表示領域を示すカーソルを動かすことが出来ます。 |
マーク
マークとは目的を実行するキャラクターに印をつけ指示を与えられるようにすることです。
対象となる人にメインカーソルをあわせてBボタンで決定します。
メイングループの1人 |
マークされた人の新規グループ作成 |
味方の一人(メイングループを持たない状態) |
メイングループ以外の味方の一人(メイングループがあるとき) |
マークされた人をメイングループに引き込む |
モンスターをマークするにはモンスターが持つレベル分のM.Pが必要です。
また統率度が上限に達している場合はマークできません(KARMA FULLと表示されます)。
メインカーソルをマークしたいモンスターに合わせBボタンを押し続けます。
マークが成功すると一定時間モンスターに命令を与えることが出来ます。
命令することができる時間はマークされたモンスターのLv表示バーグラフで示されます。
モンスターはマークが成功しても、近くに居る人間は敵味方関係なく攻撃してきます。
グループへの指示
グループへの指示はターゲットカーソルをセットすることによって行われます。
選択されたグループをメイングループと呼び、
プレイヤーが現在操作しているターゲットはメイングループに対する命令となります。
モンスターをマークしたり、新規のグループを作成すると、
ターゲットカーソルが現れます。
対象にカーソルを合わせてBボタンでセットします。
カーソルがターゲットカーソルの時、Yボタンでキャンセルとなり、ターゲットを元の位置に戻せます。
グループを選択した時は、ターゲットがすでにセットされているのでBボタンでターゲットカーソルを取ってください。
敵の人間、モンスター |
目標に移動し攻撃を開始します。 |
街 |
敵の街の場合は占領、自分の街の場合は防衛行動をとります。
すでに占領している街に別のグループがターゲットをセットすると、そのグループは合流します |
フィールド |
セットした場所に向かって移動します。
場所によっては山を切り開く、橋をかけるといった作業をおこないます。 |
味方の別のグループ |
そのグループと合流し新しいグループとなります。 |
ターゲットカーソルをセットすると、カーソルが
プロセスカーソルになります。
対象にカーソルを合わせてBボタンでセットしてください。
プロセスカーソルは1度のターゲットに対して何度でも置き直すことが可能です。
プロセスをセットしない場合はYボタンでキャンセルしてください。
敵の人間、モンスター |
ターゲットが街、またはフィールドの場合は敵を迎え撃ちます。
作業中の時は、いったんその作業を中断します。 |
街 |
街にある法具を持ち出します。 |
フィールド |
そこを中継して移動します。 |
セットされたターゲットにメインカーソルを合わせてYボタン、
あるいはセットされたプロセスにメインカーソルを合わせてBボタンを押すことで、
再びメインカーソルをプロセスカーソルにすることができます。
グループの操作
グループの選択方法 |
START |
スタートを押してポーズをかけると、グループのリストが表示されます。
十字キーの上下で選択します。 |
Yボタン + 十字キー |
Yボタンを押しながら十字キーの上下左右を押すと、
それぞれのグループのターゲットを中心とした画面に順次切り替わり、そのグループがメイングループとなります。 |
Yボタン |
グループの一人にメインカーソルを合わせ、Yボタンを押すと、
そのグループがメイングループとなります。 |
グループの作成
ターゲットにメインカーソルを合わせてXボタンを押しメイングループを持たない状態にします。
その後、新たにグループとして登録したい味方の人間をマークすることで新規グループが作られます。
またメイングループの人々の一人をマークすることでも新規のグループを作成することができます。
グループの融合
味方のグループの一人をターゲットに設定することでグループの融合できます。
メイングループがターゲットをセットされたグループに加わる形になります。
また2つのグループが同じ街をターゲットにした場合も融合が行われます。
グループの割り振り
グループの人数の割り振りは、メイングループへの引き込みによって行います。
味方の別のグループの人々をマークすることで、メイングループに引き込むことができます。
この時キャラクターカーソルの色は青から緑にかわります。
作業
フィールド上にはターゲットカーソルが緑色に変化し左上のウィンドウが開いて"WORK"と表示される場所があります。
ここをターゲットにセットすることでグループに作業させることができます。
作業の内容は場所によって決まっており、木を切り倒したり、橋をかけたり、川を埋め立てたりといった作業があります。
作業の能率は作業場に辿り着いているグループの人数に比例します。
戦闘
敵と戦いたい場合や、モンスターに襲われた場合、そのキャラクターにターゲットをセットすることで、
攻撃を行うことが出来ます。ターゲットにされたキャラクターには
剣カーソルが付きます。
また、街が襲われた時に応戦したい場合は、
ターゲットカーソルを街やフィールドの1地点、プロセスカーソルを敵にセットすることでその敵に弓で応戦します。
この時、敵キャラクターには
盾のカーソルが付きます。
各街にひとつある象徴的な建物にカーソルを合わせるとカーソルが緑に変わり、左上のウィンドウに"TOWN"と表示されます。
ここにターゲットをセットすると、街を占領できます。占領はグループの誰かが辿り着いた時に行われます。
占領に成功すると、"TOOK THE TOWN"とメッセージが表示され、自軍の色の
羽カーソルが街に付きます。
占領後、グループの最大人数までの味方の補充とM.Pの回復が行われ、グループの最大人数の上限が増えます。
グループの最大人数が増える数値は左上のウィンドウに表示されていた値です。
ただし統率度(KRM)の容量がなければそれ以上増えることはありません。
街に法具があった場合は、それが手に入ります。
街が敵グループの占領下にある場合は、敵グループを全滅させなければ占領できません。
街から移動すると、街を放棄したことになります。再度ターゲットを設定すると再占領できます。
モンスターに街の象徴の建物を破壊されると、その街を占領しても味方が増えません。法具を置くことはできます。
法具
法具を入手すると、M.PやKRMの上限が上がります。
法具は通常街に保管されています。
法具のある街の中心の建物には法具が表示されています。
しかしモンスターや敵のグループが持ち出す場合もあります。
この場合モンスターを倒すか、敵のグループを全滅させることで法具を手に入れることが出来ます。
法具を持っているキャラクターには
法具カーソルが付きます。
法具は1グループにつき1つしか持てません。すでに法具をもっているグループが法具を手に入れた場合、
その手に入れた法具は元あった街へ戻ります。天災などでグループが死滅した場合も、持っていた法具は街に戻ります。
法具が持ち出されている街は、中心の建物の法具表示が点滅します。この街には別の法具を置くことが出来ません。
ドラゴン戦
時折画面が暗くなり、ドラゴンが来襲します。ドラゴンはしばらく暴れると飛び去ります。
ドラゴンにターゲットをセットすることでドラゴンとの戦闘に入り、ドラゴンは逃げ出さなくなります。
この戦闘時には他のモンスターは逃げ出します。また作業等のコマンドは中断されます。
ドラゴン出現時、LボタンかRボタンを押すとメインカーソルがドラゴンを追いかけます。
ドラゴンとの戦いでは法具が大きな力を発揮します。
法具は4つありますが、ひとつはドラゴンによって封印されています。よって残された3つの法具をそろえましょう。
| Hour Glass |
この法具を持つグループの速度が速くなり、ドラゴンの速度が遅くなります。 |
| Red Orb |
この法具を持つグループの攻撃力が上がり、ドラゴンの炎に対する耐性が付きます。 |
| Holy Cup |
この法具を持つグループの反撃力が上がり、ドラゴンの防御力が下がります。 |
| Balance |
この法具を持つグループの作業速度が上がります。また他の法具の効果を高めます。 |
ドラゴンを倒し、封印されていた法具を開放することでラウンドクリアーとなります。
メッセージ一覧
GROUP ATTACKED |
グループの誰かが攻撃を受けています。 |
TOOK THE TOWN |
街を占領しました。 |
LOST THE TOWN |
街を占領されました。 |
MARKED MONSTER |
モンスターをマークしました。 |
MONSTER RAN OUT |
モンスターが支配から離れました。 |
MADE NEW GROUP |
新規グループを作成しました。 |
SET TARGET |
ターゲットを設定してください。 |
SET PROCESS |
プロセスを設定してください。 |
TOWN DESTROYED |
モンスターが街を破壊しました。 |
JOINED GROUP |
グループを融合しました。 |
DRAGON APPEARED |
ドラゴンが出現しました。 |
DRAGON FLEW AWAY |
ドラゴンが飛び去りました。 |
DRAGON DIED |
ドラゴンを倒しました。 |
GROUP (N) DESTROYED |
グループNが全滅しました。 |
YOUR SIDE LOST |
あなたの味方は全滅しました。 |
GOT AN ITEM |
法具を手に入れました。 |
LOST AN ITEM |
法具を奪われました。 |
KARMA FULL |
KRMが上限に達しています。モンスターをマークできません。 |
MAGIC NOT ENOUGH |
魔力が足りません。モンスターをマークできません。 |
WORLD THE END |
街が全て破壊されました。 |
ストーリー
私は記憶を失っていた。ただ、体だけが自分が魔術師である事を覚えていた。
行くあてもない私には魔術の研究を続ける他はなかったが、私の魔術に関する知識は驚くほどの充実を見せていた。
そんな折、私は法具の噂を耳にした、法具とは、大地の平定を保つ魔力が秘められた4種類の道具で、
かつて偉大な魔術師がそれらを造り出したという。
凶悪なドラゴンが影に潜み、モンスターの徘徊するこの世界がなんとかやってこれたのも、
この法具が支えとなり、力を示し続けたからだった。
私は法具に興味を惹かれ、それを追い求めた。
そうしてついにその一つを手にした私は、事の全てを記憶から呼び起こした。
法具は私の師匠がドラゴンを倒すために造り出したものだったが、
師の意向でそれら4つの法具は各地に納められることになった。
私は点在した法具1つ1つを補う為3種類の法具を造り、師の造った法具を支えるものとして、
同時にそれらも納めたのだった。
そして今、私が手にしているものも、そうした私の作品の一つなのだった。
師が何故考えを変えたのかはよく解らないが、記憶が戻り一番不可解だったのは、
私の記憶を奪ったのが私の師であった事だった。あまりにも突然で、そして謎だった。
私は師を探すため旅に出たが、その旅も長くは続かなかった。
突如4匹のドラゴンが現れ、師の造り出した法具を全て封印してしまったというのだ。
バランスを失った法具は暴走し、モンスターを暴れさせ、
人々は法具を持てば救われるとあちこちで法具の奪い合いを始めた。
これら争いの火の手は、法具の一つを持つ私の所にも訪れよう。
師の法具が封じられ、その扱いを最も知る師本人の居場所、その存在が解らぬ今、
この戦乱の世を取りまとめ、再び平穏を取り戻せるのは私しかいない。
私は自らの法具を手に、戦乱の世に足をふみ出した。
裏技
タイトル画面で十字キーを一回転(上右下左の四方向では駄目で斜めも入力)すると砲声のような音がする。
これを四回繰り返してから、ゲームをスタートすると、
人間キャラのグラフィックが少し大きくなる。
一回だけ回してスタートしても、大きさは変わらないが微妙にキャラが変更されている。
二回まわしてスタート、三回まわしてスタートの場合もそれぞれ微妙に異なる。