■慟哭 そして…
Doukoku Soshite...
Publisher: データイースト Release:1998.02.26 | T-1315G / T-1317G | Compact Disc*2 (Game disc*1 Audio CD*1)
review.
廃屋に閉じ込められた主人公が、探索中に見つけるアイテムを駆使し脱出を試みるサスペンス系アドベンチャーゲーム。 登場人物の多くは美少女であり、主人公の行動しだいで各ヒロインとのエンディングに辿り着けるマルチエンディングシステム。 適切な行動をとらないとヒロインが殺されてしまうことも…。 死体、下着、半裸描写等があるため、推奨年齢は18才以上となっている。シャトルマウス対応。 キャラクターデザイン 横田守。8cmドラマCDと、原画を収録した設定資料集、3枚のトレーディングカードが付属する。 1998年8月6日に、ファイナルエディションとして、同梱特典の内容が変更され再発売された。ゲーム内容は変わらない。 同じく1998年にワニブックスから梨代をヒロインとした小説版が発売されている。著者は紙谷龍生。 高い評価の割に長らく他機種に移植されることがなかったが、20年後の2018年にPS4及びVita用ソフトとしてリマスター版が発売された。
事件の発端
山のふもとの高校に通う主人公は、通学帰りのバスで事故にあい、気を失ってしまう。 そして目覚めると、見知らぬ廃屋の一室に、閉じ込められていた。 どうして、こんな所に? バスに乗り合わせたクラスメイトや先生、怪しげな老人の行方は? 廃屋には、他にも迷いこんできた人々がいた。旅行中の少女、大学生の青年、謎の男、異国の少女、影ある女性…。 彼らは、何者かの手によって、次々に惨殺されていく。 隠された死体、血だらけのメモ、裂かれた写真。これらの意味するものは、何なのか。 果たして主人公は、巧妙に仕組まれた罠を解き、美少女たちを救い出すことができるのだろうか?
ゲームプレイ
オープニング 初めてゲームを遊ぶ時はこの項目から開始します。物語の発端が語られてから本編が始まります。
ゲーム本編から 次回プレイからは、この項目を選ぶことでオープニングを飛ばしてゲームを開始できます。
記録の途中から セーブしたデータから再開します。
設定 カーソル速度、文章速度、音量、音声出力を設定できます。
操作方法 マウスのABCボタンもコントローラーと同じ機能です。
方向キー カーソルの移動。コマンド選択。移動画面でキャラクターの移動。
L・Rボタン 主人公の名前入力時に漢字切り替え。
スタートボタン タイトル画面でゲームを開始する。
ゲーム中に設定画面を呼び出す。
Aボタン 調べたい場所の決定。コマンド決定。メッセージ送り。
Bボタン コマンドの呼び出し。キャンセル。
フルサイズ画面時のメッセージ枠の消去と表示。
Cボタン Aボタンと同じ機能。
このゲームは探索型のアドベンチャーゲームです。 各フロアに隠されたアイテムや仕掛けを見つけるには、方向キーで カーソルを調べたい地点に動かしAボタンを押します。 扉などにカーソルを合わせると、 カーソルが変化することがあります。この場合、向こう側へ移動できることを意味します。 特定の箇所では、その部分が拡大表示され、さらに細かい探索が可能になります。 Bボタンで開くコマンドから「離れる」を選ぶか、拡大された部分以外にカーソルを合わせてAボタンを押すことで、拡大画面を終了します。
探索中、Bボタンを押すとコマンドが開きます。
アイテム 所持しているアイテムを使用する。
移動する 室内から廊下などへ移動する。
離れる 拡大画面から、元の画面に戻る。
話す 一緒にいる他の人物と話す。
セーブ ゲームの進行状況を保存する。
「アイテム」コマンドを選択すると、アイテムウィンドウが表示されます。 使用したいアイテムを方向キー左右で選択し、Aボタンで使用します。Bボタンでアイテム使用をキャンセルします。 アイテムはカーソルが示している地点にたいして使用されます。場所がずれていると正しいアイテムを選択していても反応しません。 アイテムウィンドウの中にある「一覧」を選択すると、所持している全アイテムを一覧で表示します。 マウスで操作する場合は、アイテムウィンドウ左右の◀▶をクリックしてアイテムを選択します。 移動画面では方向キーで主人公を動かし、廃屋内を移動します。 部屋の入口前に立つと部屋の名前が表示されます。その状態でAボタンを押すと部屋に入ります。 マウスで操作する場合は、マウスの操作に合わせてキャラクターが動きます。 セーブに本体RAMだけを使用する場合、空き容量は18必要です。 パワーメモリーと併用する場合、本体RAMに3、パワーメモリーに15必要となります。 ただこれは、セーブデータをひとつだけ作った場合です。 すべての箇所にセーブデータを作成した場合、本体RAMだけなら48必要です。 併用する場合は、本体RAMに3、パワーメモリーに45必要となります。 本体RAMだけを使用した場合でも、併用した場合でも、 本体側に「DOUKOKU___0」というデータが作成されます。このデータは必ず本体RAMに置いてください。
登場人物
笹本 梨代 ささもと りよ
16歳の高校2年生で、主人公のクラスメイト。性格は、おだやかで優しい。
人見知りせず、どんな相手にも好意的に話しかけ、仲良くなってしまえるタイプ。
クラスのみんなからは、梨代と名前で呼ばれて好かれている。
趣味はピアノで、小学2年生の頃から習っている。好きな曲はショパンの夜想曲。
椎名 真理絵 しいな まりえ
27歳、主人公の学校に勤める美人化学教師。担任ではないが、主人公や梨代のクラスも教えている。
キレイできりっとしており、倫理的で優しい先生。勉強の教え方はわかりやすく、生徒みんなに好かれている。
羽鳥 いつみ はとり いつみ
15歳の高校1年生だが、主人公とは違う高校に通っている。明るく元気で、お調子者の女の子。
掃除をすればホウキ野球で窓を割る、推理小説を借りれば読まずに犯人の名前を落書きして返すなど、
バカなことばかりしている。そういう性格ではあるが、根はいい子。
優等生の千砂とは学校やクラスが一緒で、仲のいい友達。
いつみはしっかりとした千砂をいつも「えらいなぁ…」と思っている。
青木 千砂 あおき ちさ
15歳、いつみと同じ高校に通う1年生。弓道部に所属しており、凛とした感じがする女の子。
学校での成績はよく、校則違反などしない優等生。そんな自分をカタい性格だと自覚しているらしく、
いつみの自由奔放さをうらやましく思う面もある。男の子によくモテるのだが、
おしゃれやデートなどの女の子らしい行為が苦手で、誰かとつきあうようなことはしていない。
ノーマ・ウェンディ
17歳の高校2年生で、アメリカ生まれの留学生。
大規模なグループ企業を経営する父親をもつ、お金持ちのお嬢様で、
大阪にある私立の有名女子校に、芦屋の豪邸から通っている。
明るくハキハキとしており、イヤなことはイヤときっぱり言う性格。日本語は関西弁で、好きな食べ物はたこやき。
白川 小鈴 しらかわ こすず
見た目は20代に見えるが、実際の年齢は不明。以前からメイドをしており、とある人物に仕えている。
おとなしく落ち着いており、ひかえめな性格。料理・家事全般にたけた、家庭的な女性。
神田川 国昭 かんだがわ くにあき
68歳、高価な宝石を身につけた、謎の多い老人。
どうやらかなりのお金持ちらしい。怪しげな彼が、どのように財を築いたのかは不明。
主人公や他の人物に対し、いつも何か含みのあるような言い回しをする。
柴田 桂 しばた けい
20歳、大学1年生。頭はかなり切れ、成績優秀でまじめ。口数は少ない。
きちんとした身なりをしており、どんな人ともあたりさわりなく接するが、どこか冷ややかな雰囲気を漂わせている。
田辺 浩之 たなべ ひろゆき
31歳、職業は不明。気が弱く、人付き合いがヘタなタイプ。
思い込みが激しく、他人の意見になかなか耳を貸そうとしない。
普段はおどおどとしているが、カッとなると人が変わったように相手を怒鳴ったりする。
同梱特典のトレーディングカード。 小説版「慟哭 そして…」著者:紙谷龍生 発行:ワニブックス 1998年9月25日 ISBN 4-8470-3291-8 カバー・口絵イラスト:横田守 本文イラスト:土代昭治