クラックス
Klax
Hu CARD
Publisher: テンゲン (Tengen) * Release: 1990.08/10 * TG90001 / TGX20001
アタリゲームズが1989年に発売したアーケードゲームの移植。様々な機種に移植されたがPCエンジン版はオプション設定の細かさが特徴。
アーケード版では没になったステージデータも収録されている。
ゲームプレイ
画面奥から次々と迫り来るタイルをパドルで受け止め、手前の積み台に投げ飛ばし並べていきます。
同じ色のタイルがタテ、ヨコもしくはナナメに3個以上並ぶと、タイルを消すことができます。
これをクラックス(KLAX)と呼びます。タイルの色は全部で10色。そのほかにすべての色として扱えるワイルドタイルがあります。
このゲームは、クラックスを次々と起こしていくことにより高得点を狙う、落ち物パズルゲームです。
ゲーム中、RUNボタンを押すとゲームを一時停止します。
停止中に、十字キー上下左右で画面の表示位置調整が、またI・IIボタンで背景の輝度調整ができます。
現在のスコア。
ハイスコア。
クレジット。コンティニューできる回数。
パドル。タイルを5個まで受け止められます。
5個受け止めた状態では、次のタイルを受け止めようとしてもタイルは落下します。
5個のタイルを受け止めている間はパドル下が点滅し警告を発します。
Iボタン |
今いる位置の積み台に、受け止めているタイトルを投げる。 |
上ボタン |
受け止めている一番上のタイルを前方に投げる。 |
下ボタン |
押している間、タイルの迫ってくる速度を上げる。 |
左右ボタン |
パドルの移動。 |
ドロップメーター。
タイルはパドルで受け止めないと落下(ドロップ)してしまいミスとなります。
ドロップしてしまうとこのメーターのランプが1つ点きます。全てのランプが点灯するとゲームオーバーになります。
タイル積み台。5列5段。全列が積み上がってしまうとゲームオーバーです。
タイルは消し方によって得点が変わります。
クラックスが発生した際、そのクラックスの得点がここに表示されます。
現在のWAVE。面の表示です。100面まであります。
ゲームを開始すると、そのWAVEのクリア条件が表示されます。
条件は5種類あります。条件を満たさないと、いくらクラックスを繰り返してもクリアできません。
KLAXS TO GO |
指定された回数、クラックスをつくってください。タテ、ヨコ、ナナメどれでもかまいません。 |
DIAGONALS LEFT |
指定された回数、ナナメの並びのクラックスをつくってください。 |
TILES TO GO |
指定された個数、タイルをパドルで受けてください。 |
POINTS TO GO |
指定された得点を取ってください。 |
HORIZONTAL LEFT |
指定された回数、ヨコの並びのクラックスをつくってください。 |
ゲーム中、そのWAVEのクリア条件は画面下部に表示されます。
スコア
タテ |
|
|
|
3つ 50点 |
4つ 10000点 |
5つ 15000点 |
ヨコ |
|
|
|
3つ 1000点 |
4つ 5000点 |
5つ 10000点 |
ナナメ |
|
|
|
3つ 5000点 |
4つ 10000点 |
5つ 20000点 |
以上がクラックスの基礎点です。
クラックスがひとつだけの場合はこれらの得点が入ります。
同時に複数のクラックスができるとそのクラックス数と基礎点を掛けた値が得点になります。
この例では、緑の右ナナメと左ナナメ、さらにヨコの3つのクラックスができているので、
3 X (5000 + 5000 + 1000) = 33000点
となります。
また、クラックスを起こしたことにより別のクラックスが新たにできた場合、
その分の得点は
(最初のクラックス数+連鎖でできるクラックス数) X 基礎点の合計
となります。
上の例だと、新たに赤タイルがタテのクラックスとなり、
4 X 50 = 200点
が加算されます。
この例のクラックスをそれぞれ単独で起こした場合の合計点は6050点ですが、
複数同時消しと連鎖の場合は33200点となります。
ランキング画面。
右がトータルスコア、左が1クレジットあたりのスコアです。
オプション
タイトル画面でSELECTボタンを押すことでオプション画面に入れます。
ここでは様々な設定を変更することができます。
変更した設定はリセットしても維持されますが
バックアップ機能は無いため電源を切るとデフォルトに戻ります。
十字キー上下で項目を選択し、左右で設定を変更します。RUNボタンを押すとゲームに戻ります。
■INITIAL CREDITS
スタート時のクレジット数です。1から9までに設定できます。
この回数だけコンティニューが出来ます。
■PADDLE TYPE
タイルを投げ飛ばすタイミングの調整です。
Aタイプは業務用クラックスと同じです。
パドルがレーンとレーンの中間にある時でもタイトルを飛ばすことができるので
狙ったレーンに投げ飛ばせないことがあります。Bタイプはそれを修正したものです。
■PDL ACCELERATOR
十字キーを左右に入れてからパドルが移動開始するまでの待ち時間(n/60秒)です。
0から4まで変えられます。2が適正値ですが、
重いと感じる場合は1か0に、軽いと感じる場合は3か4に設定してみてください。
■CRT DOT RATE
画面の解像度を決めます。画像左がA、右がBです。
■DIFFICULTY
ゲームの難易度の調整です。
業務用クラックスにあるEASY(やさしい)、MEDIUM(ふつう)、HARD(難しい)のほかに、
HARDER(さらに難しい)が選択できます。
■RAMPING
プレイ時間による難易度の調整をする(ON)か、しない(OFF)かを決定します。
デフォルトでは家庭用ゲームということでOFFになっていますが、
業務用と同じ環境で遊びたい場合はONにしてください。
■NORM
各面での達成しなければならない条件の回数(ノルマ)を、50%〜150%まで変更できます。
通常のクリア条件が物足りない場合は数値を増やしてみてください。
■COLOR ADJUST
出現するタイルの色は乱数で決まっていますが、偏りが生じることもあります。
この機能をONにすることで出現したタイルの色の統計をとって、
出現頻度の低いタイルを優先して出すようになります。
これは家庭用オリジナルの機能です。
■WINDOW PALETTE
WAVEスタート時などに開くインフォメーションスクリーンの色を決めます。
Aタイプが業務用と同じ黒地に黄、Bタイプが青字に白となります。
■PF BRIGHTNESS
プレイフィールド(背景)の輝度を調整します。3から8で、3が一番暗く、8で一番明るくなります。
背景だけが影響を受け、タイルはそのままなので、背景を暗くすることでタイルが見やすくなります。
ゲーム中、RUNボタンでポーズをかけている間、I・IIボタンでも同様に輝度を調整できます。
■JAPANESE TEXT
ONにすることでメッセージを日本語で表示し、OFFにすることで英語で表示します。
■WAVE DATA
Aは業務用クラックスと同様の面データです。
Bは開発途中の業務用クラックスに使われていたデータで
9面ごとにワープスクリーン(WAVEスキップ画面)がでます。
難易度はBのほうが高く、Aを全面クリアできるようになったら挑戦してみてください。
ゲームプレイ
画面奥から次々と迫り来るタイルをパドルで受け止め手前の積み台に投げ飛ばし並べていきます。
同じ色のタイルがタテ、ヨコもしくはナナメに3個以上並ぶとタイルを消すことができます。
これをクラックス(KLAX)と呼びます。タイルの色は全部で10色。そのほかにすべての色として扱えるワイルドタイルがあります。
このゲームはクラックスを次々と起こしていくことにより高得点を狙う落ち物パズルゲームです。
ゲーム中、RUNボタンを押すとゲームを一時停止します。
停止中に、十字キー上下左右で画面の表示位置調整が、またI・IIボタンで背景の輝度調整ができます。
現在のスコア
ハイスコア
クレジット。コンティニューできる回数。
パドル
タイルを5個まで受け止められます。
5個受け止めた状態では次のタイルを受け止めようとしてもタイルは落下します。
5個のタイルを受け止めている間はパドル下が点滅し警告を発します。
Iボタン |
今いる位置の積み台に、受け止めているタイトルを投げる。 |
上ボタン |
受け止めている一番上のタイルを前方に投げる。 |
下ボタン |
押している間、タイルの迫ってくる速度を上げる。 |
左右ボタン |
パドルの移動。 |
ドロップメーター。
タイルはパドルで受け止めないと落下(ドロップ)してしまいミスとなります。
ドロップしてしまうとこのメーターのランプが1つ点きます。全てのランプが点灯するとゲームオーバーになります。
タイル積み台。5列5段。全列が積み上がってしまうとゲームオーバーです。
タイルは消し方によって得点が変わります。
クラックスが発生した際、そのクラックスの得点がここに表示されます。
現在のWAVE。面の表示です。100面まであります。
ゲームを開始するとそのWAVEのクリア条件が表示されます。
条件は5種類あります。条件を満たさないといくらクラックスを繰り返してもクリアできません。
KLAXS TO GO |
指定された回数、クラックスをつくってください。タテ、ヨコ、ナナメどれでもかまいません。 |
DIAGONALS LEFT |
指定された回数、ナナメの並びのクラックスをつくってください。 |
TILES TO GO |
指定された個数、タイルをパドルで受けてください。 |
POINTS TO GO |
指定された得点を取ってください。 |
HORIZONTAL LEFT |
指定された回数、ヨコの並びのクラックスをつくってください。 |
ゲーム中、そのWAVEのクリア条件は画面下部に表示されます。
スコア
タテ |
|
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3つ 50点 |
4つ 10000点 |
5つ 15000点 |
ヨコ |
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3つ 1000点 |
4つ 5000点 |
5つ 10000点 |
ナナメ |
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3つ 5000点 |
4つ 10000点 |
5つ 20000点 |
以上がクラックスの基礎点です。
クラックスがひとつだけの場合はこれらの得点が入ります。
同時に複数のクラックスができるとそのクラックス数と基礎点を掛けた値が得点になります。
この例では、緑の右ナナメと左ナナメ、さらにヨコの3つのクラックスができているので、
3 X (5000 + 5000 + 1000) = 33000点
となります。
また、クラックスを起こしたことにより別のクラックスが新たにできた場合、
その分の得点は
(最初のクラックス数+連鎖でできるクラックス数) X 基礎点の合計
となります。
上の例だと、新たに赤タイルがタテのクラックスとなり、
4 X 50 = 200点が加算されます。
この例のクラックスをそれぞれ単独で起こした場合の合計点は6050点ですが、
複数同時消しと連鎖の場合は33200点となります。
ランキング画面。
右がトータルスコア、左が1クレジットあたりのスコアです。
オプション
タイトル画面でSELECTボタンを押すことでオプション画面に入れます。
ここでは様々な設定を変更することができます。
変更した設定はリセットしても維持されますが
バックアップ機能は無いため電源を切るとデフォルトに戻ります。
十字キー上下で項目を選択し、左右で設定を変更します。RUNボタンを押すとゲームに戻ります。
■INITIAL CREDITS
スタート時のクレジット数です。1から9までに設定できます。
この回数だけコンティニューが出来ます。
■PADDLE TYPE
タイルを投げ飛ばすタイミングの調整です。
Aタイプは業務用クラックスと同じです。
パドルがレーンとレーンの中間にある時でもタイトルを飛ばすことができるので
狙ったレーンに投げ飛ばせないことがあります。Bタイプはそれを修正したものです。
■PDL ACCELERATOR
十字キーを左右に入れてからパドルが移動開始するまでの待ち時間(n/60秒)です。
0から4まで変えられます。2が適正値ですが、
重いと感じる場合は1か0に、軽いと感じる場合は3か4に設定してみてください。
■CRT DOT RATE
画面の解像度を決めます。
画像上がA、下がBです。
■DIFFICULTY
ゲームの難易度の調整です。
業務用クラックスにあるEASY(やさしい)、MEDIUM(ふつう)、HARD(難しい)のほかに、
HARDER(さらに難しい)が選択できます。
■RAMPING
プレイ時間による難易度の調整をする(ON)か、しない(OFF)かを決定します。
デフォルトでは家庭用ゲームということでOFFになっていますが、
業務用と同じ環境で遊びたい場合はONにしてください。
■NORM
各面での達成しなければならない条件の回数(ノルマ)を、50%〜150%まで変更できます。
通常のクリア条件が物足りない場合は数値を増やしてみてください。
■COLOR ADJUST
出現するタイルの色は乱数で決まっていますが、偏りが生じることもあります。
この機能をONにすることで出現したタイルの色の統計をとって、
出現頻度の低いタイルを優先して出すようになります。
これは家庭用オリジナルの機能です。
■WINDOW PALETTE
WAVEスタート時などに開くインフォメーションスクリーンの色を決めます。
Aタイプが業務用と同じ黒地に黄、Bタイプが青字に白となります。
■PF BRIGHTNESS
プレイフィールド(背景)の輝度を調整します。3から8で、3が一番暗く、8で一番明るくなります。
背景だけが影響を受け、タイルはそのままなので、背景を暗くすることでタイルが見やすくなります。
ゲーム中、RUNボタンでポーズをかけている間、I・IIボタンでも同様に輝度を調整できます。
■JAPANESE TEXT
ONにすることでメッセージを日本語で表示し、OFFにすることで英語で表示します。
■WAVE DATA
Aは業務用クラックスと同様の面データです。
Bは開発途中の業務用クラックスに使われていたデータで
9面ごとにワープスクリーン(WAVEスキップ画面)がでます。
難易度はBのほうが高く、Aを全面クリアできるようになったら挑戦してみてください。