起動方法
ディップスイッチ 2-8をOFF(GDC クロック 2.5MHz)に設定してください。
ゲームを起動するにはゲームシステムディスクへのMS-DOS組み込み作業が必要です。
MS-DOSはVer.3.10または3.30を用意してください。Ver.5.0は使用できません。
MS-DOSシステムディスクから起動しプロンプトが表示されたら、ファイヤーアームズ ディスク#1をドライブ2にセットします。
A>B:FAINST
ディスク#1内のFAINST.EXEを実行し、インストールを開始してください。
インストール完了後、ドライブ1にディスク#1、ドライブ2にディスク#2をセットしリセットするとゲームが起動します。
ミッションと隊員の選択
このゲームはベトナム戦争を題材としたミッションクリア型のシミュレーションゲームです。
プレイヤーは12人の隊員を率いる大尉となり、6つの作戦に挑みます。
弾丸型のカーソルはテンキー[2] [4] [6] [8]で動かすことができます。
決定はリターンキー、キャンセルはESCキーです。
まずは作戦と参加隊員の選択を行うため「Scenario Select」を選択してください。
6つの作戦からプレイしたいものを選択してください。
この作戦で使用する部隊章を選択します。
作戦に参加させる隊員を選択します。
作戦を開始するには最低でも1人を選択している必要があります。最大で6人まで選択可能です。
テンキーでカーソルを動かし、スペースキーで参加を決定します。
選択された隊員の名前は
このように選択状態となります。
すでに選択した隊員をもう一度選択すると参加を解除することができます。
隊員のプロフィールを確認したい場合は、画面下の「Profile」にカーソルを合わせてから、
確認したい隊員にカーソルを合わせてスペースキーを押してください。
参加隊員が決まったらリターンキーを押してください。
作戦会議
この画面に戻ってくるので「Mission Start」を選択しリターンキーを押してください。
まず白線マップで表示される作戦会議モードで各隊員に命令を与えます。
作戦が開始されると、ここでセットした行動通りに隊員達は行動します。
最初は大雑把な作戦でいいので、失敗を繰り返しながら各ミッションに最適の作戦を探っていきましょう。
隊員を選択してひとりひとりに命令を与えてゆきます。
現在選択されている隊員には
赤いカーソルが付きます。
ESCキーを押すことで選択を解除できます。次に命令を与えたい隊員を選択しリターンキーを押してください。
命令はファンクションキーを押すことで切り替えます。現在選択している命令は画面左上に表示されます。
■「HOME CLR」隊員情報
HOME CLRキーを押すと隊員の名前と装備を確認できます。
テンキー[4][6]で表示する隊員を切り替えることができ、もう一度HOME CLRキーを押すと閉じます。
■「F1」通常移動
テンキーの[2][6]で左右に移動、[2][8]で上下に移動、[1][3][7][9]で斜めに移動できます。
移動させたい地点まで、テンキーで移動させてください。
■「F2」索敵移動
通常移動より移動速度は落ちますが、敵を発見しやすく、また敵の地雷をほぼ確実に見つけます。
■「F3」待機
F3キーを一回押すと、その場で一定時間待機します。
■「F4」攻撃
F4キーを押すと、その場で索敵範囲に敵が入っていた場合、攻撃を開始します。
武器は敵との距離等を考えて自動的に選択されます。
■「F5」手榴弾投擲
F5キーを押すと、その地点から手榴弾の投擲を行います。
方向指示のウィンドウが表示されるので、投擲する方向のテンキー[1]~[9]を押してください。
■「F6」爆薬設置
F6キーを押すと、爆薬を設置します。
手榴弾投擲と同様に方向指示ウィンドウが表示されるのでテンキーで設置方向を指定してください。
設置された爆薬の起爆は自動的には行われません。
作戦実行中にプレイヤーが「爆破」コマンドを実行することで爆発します。
■「F7」地雷設置
F7キーを押すと、地雷を設置します。設置手順は爆薬設置と同じです。
■「F8」命令取り消し
F8キーを一回押すごとに一行動ずつ、与えた命令を取り消していきます。
■「F9」全命令消去
与えたすべての命令を取り消し、始めの状態に戻します。
選択している隊員以外の命令も消去されるので注意してください。
消去前に確認のメッセージが表示されます。
消去を実行する場合はYキー、キャンセルする場合はNキーを押してください。
■「F10」作戦開始
すべての命令を与え終わったらF10キーを押して作戦会議を終了し、ミッションを開始します。
確認のメッセージが表示されます。
作戦会議を終了する場合はYキー、キャンセルする場合はNキーを押してください。
■「HELP」コマンド一覧
HELPキーを押すとコマンドと対応するキーの一覧を表示します。
■「0」軌跡
テンキー[0]を押すと、各隊員に与えた命令の軌跡が表示されます。
通常移動 |
|
|
待機 |
|
|
手榴弾 |
|
|
地雷 |
|
索敵移動 |
|
|
攻撃 |
|
|
爆薬 |
|
作戦開始
作戦が開始されると隊員達は命令通りに行動を始めます。
ESCキーを押すと作戦コマンドが表示され、行動中の隊員達を支援できます。
HOME CLRを押すと隊員の情報を表示します。
捕虜救出作戦の場合、捕虜の近くまでいくと
捕虜が姿を表し救出したことになります。
「作戦変更」
作戦会議で与えた命令を破棄し、プレイヤーが直接兵士を操作します。
移動命令と同じようにテンキーで兵士を操作してください。
一度キーを押すとその方向に自動的に進み続けます。待機させたい場合は[5]キーを押してください。
敵と遭遇した場合は自動的に攻撃を開始します。その他の行動は取れません。
複数の兵士を作戦変更させた場合は同時に同じ方向に移動します。
作戦会議で与えた全命令を終えた隊員は自動的に作戦変更と同じ状態になります。
「空爆」
指定した地点に空爆を要請します。空爆不可能な状況では要請は却下されます。
「ヘリ要請」
任務完了後、「撤退」するためにはあらかじめヘリを要請しておく必要があります。
「爆破」
隊員が仕掛けた爆薬を爆発させます。
「撤退」
隊員を戦場から撤退させ作戦を終了します。任務を完了している場合、これでミッションクリアとなります。
撤退を実行するにはあらかじめヘリ要請コマンドを実行している必要があります。
またヘリの着陸地点に生存隊員を集めなければなりません。
着陸地点は、作戦開始時に隊員が降り立った地点と同じです。
「作戦中止」
ゲームを中止しメニュー画面に戻ります。
撤退を完了すると作戦の評価が行われます。
弾痕の付いた隊員は戦死したことを表します。
勲章は捕虜救出や目標爆破等、任務に直接貢献した隊員に送られます。
隊員一覧
J・マッケイ中尉
M-16、M-92Fベレッタ、M26A1破片手榴弾、MCコンバットナイフ。
隊長。マサチューセッツ出身。
統率力に優れ、部下に慕われている。反面、自分の行動がマニュアル通りであることに疑問をいだくことがある。
任務遂行上、この兵士を欠くことは部下の指揮を下げる結果となるだろう。
K・ゴールドマン少尉
M-16、コルトガバメント、M26A1破片手榴弾、MCコンバットナイフ。
隊長。ヴァージニア出身。
自分のポジションに誇りを持つ熱血派。ゆえに、深追いしすぎ、暴走することも。
部下を思いやる気持ちは人一倍強い。拳銃の名手で、全兵士中で1、2の実力を誇る。
F・アンダーソン軍曹
XM-177、M14焼夷手榴弾、MCコンバットナイフ、M18A1クレイモア対人地雷。
偵察、隊長補佐。ケンタッキー出身。
部隊の斥候を務める。動きは機敏で、その研ぎ澄まされた索敵力には定評がある。
自ら進んで軍に入隊した。
R・パーセル軍曹
AK-47、M-92Fベレッタ、M14焼夷手榴弾、建築物爆破用火薬。
隊長補佐、軍士。ニュージャージー出身。
職業軍人の意識が強く、冷静に物事を判断。上官の命令には絶対に従う。
ショート機関銃を愛用する。
N・ハック一等兵
M-60、M26A1破片手榴弾。
機関銃手。ユタ出身。
プエルトリコ系。機関銃手というポジションに生きがいを感じている。
普段はおとなしいが、機関銃を撃ちまくる時は、まるで別人のようになる。
J・スミス二等兵
M-60、M26A1破片手榴弾。
機関銃手。バーモント出身。
黒人。とても愛想がよく、信頼も厚い。
ロックが好きで、いつもローリングストーンズを口ずさみながら機関銃を撃っている。
E・ルイス二等兵
M-60、コルトガバメント。
機関銃手。オハイオ出身。
機関銃手の経歴は長く、ここまで生き残れたということは、腕が良いということの裏付けだろう。
もうそろそろ除隊を考えているようだ…。
B・ウイリアムス一等兵
M-16 グレネードランチャー、M26A1破片手榴弾、
M-92Fベレッタ、MCコンバットナイフ。
援護兵。ユタ出身。
菜食主義者。健康を維持する為、プロテインを食する。
腕は立つので安心して援護を任せられるだろう。
A・サンダース伍長
M-16、M14焼夷手榴弾、MCコンバットナイフ、M18A1クレイモア対人地雷。
兵士。カリフォルニア出身。
元プロのサーファー。敏捷性は非常に高い。
ナイフを使わせたら、彼の右に出る者はなく、格闘戦に入れば彼の天下。いまだ負けを知らない。
D・テイラー二等兵
M-16 グレネードランチャー、M26A1破片手榴弾、MCコンバットナイフ。
援護兵。ジョージア出身。
戦歴は比較的長く、元海軍にいて、一度は除隊したものの、一般社会が肌に合わず再び陸軍入り。
一生軍人でいる決意を固める。
M・ベイカー二等兵
M-16、MCコンバットナイフ、
M18A1クレイモア対人地雷、建築物爆破用火薬。
通信兵、工作要員。ネバダ出身。
本人は戦争は嫌いで、平和主義者。自分からはめったに発砲しない。
しかしメカニックにはめっぽう強い。トラップのスペシャリストで、同僚からも恐れられている。
K・ササキ二等兵
M-16、M14焼夷手榴弾、MCコンバットナイフ。
衛生兵。日本出身。
部隊唯一の日系人。衛生兵ということでドクの愛称で親しまれている。
名前 |
武器 |
手榴弾 |
地雷 |
爆薬 |
J.Mackey |
M-16 |
2 |
0 |
0 |
K.Goldman |
M-16 |
2 |
0 |
0 |
F.Anderson |
XM-177 |
2 |
1 |
0 |
R.Percel |
AK-47 |
2 |
0 |
2 |
N.Huck |
M-60 |
1 |
0 |
0 |
J.Smith |
M-60 |
1 |
0 |
0 |
E.Luis |
M-60 |
0 |
0 |
0 |
B.Williams |
G.Launcher |
1 |
0 |
0 |
A.Thunders |
M-16 |
3 |
3 |
0 |
D.Tailer |
G.Launcher |
4 |
0 |
0 |
M.Baiker |
M-16 |
0 |
5 |
5 |
K.Sasaki |
M-16 |
3 |
0 |
0 |