何者かに旧校舎に呼び出され閉じ込められた主人公が、謎を解き脱出を試みる探索型のアダルトアドベンチャーゲーム。
主人公が行動を間違えると、一緒に閉じ込められた女生徒達が犯人の毒牙にかかってしまい、その模様がビデオテープで送られてくる。
シナリオ、ゲームデザイン 蛭田昌人。キャラクターデザイン、原画 横田守。
マニュアルプロテクトが採用されているため、製品同梱の暗号表がゲーム攻略に必要となっている。
製品に同梱する申し込みシールを利用することで、「遺作スペシャルディスク」の購入が出来た。
また、応募券を貼り、ゲーム終了時のパスワードを書いたアンケート葉書を送ると、抽選で「遺作オリジナルテレホンカード」が当たるプレゼント企画もあった。
起動方法とインストール
ディスク#Aをドライブ1、ディスク#Bをドライブ2にセットしてリセットしてください。ゲームが起動します。
セーブデータの保存は、ディスク#Aに行われるので、ライトプロテクトをかけないでください。
ハードディスクにインストールする場合、空き容量は10Mバイト程度確保してください。
ハードディスクからの起動には540Kバイトのメモリが必要です。
ハードディスクからMS-DOSを起動し、ドライブにディスク#Aをセットしてください。
A>B:
カレントドライブをディスクをセットしたドライブに変更します。
B>INSTALL
ディスク#A内の「INSTALL.EXE」を実行しインストーラーを起動します。

接続されているドライブが表示されます。インストールするハードディスクを選択しリターンキーで決定します。
インストールは、選択されたハードディスクに「ISAKU」ディレクトリを作成し、そこに行われます。
画面の指示にしたがいディスクを交換し、インストールを完了してください。
A>CD ISAKU
A>ISAKU
ゲームを起動するには、ISAKUディレクトリに移動し、「ISAKU.BAT」を実行してください。
ゲームプレイ

初めて遊ぶときは「最初から始める」を選択します。プロローグからゲームが開始されます。
一度プロローグを見た後は「本編から始める」が選択できるようになります。これを選択すると旧校舎に入る場面からスタートします。
セーブデータから再開するには「途中から始める」を選択してください。
ゲームの操作は全てマウスで行えます。
キーボードを使用する場合は、カーソルキーでカーソルの移動、Xキーが左クリック、Zキーが右クリックとなります。
またメッセージ表示中はCTRLキーを押すとメッセージを飛ばします。

旧校舎内の移動はカーソルを校舎画面に合わせて行います。
画面上部をクリックすると前進、下部で後退。右側をクリックすると右を向き、左側をクリックすると左を向きます。
キーボードのカーソルキーか、テンキーの[2][4][6][8]キーでも移動できます。
移動中はアイテムの使用はできません。

室内や特定の箇所ではアイコンモードとなります。カーソルを探索したい場所に動かしクリックしてください。
人物と話したい時は、人物の口元をクリックすると会話できます。

カーソルが示しているポイントに対してできる行動は、メッセージエリアに表示されます。

右クリックでメニューが表示され、移動、セーブ、ロードができます。
メニューの枠部分をクリックすると、メニューの表示位置を変更できます。

入手したアイテムは、画面中央に表示されます。
アイコンモードでは、これらのアイテムを画面内のポイントに対して使用できます。
使用したいアイテムにカーソルを合わせてクリックすると、カーソルが選択したアイテムのアイコンに変わります。
この状態で、そのアイテムを使用したいポイントにカーソルを合わせてクリックするとアイテムを使用します。
人物がいる時に、人物にアイテムを使用すると、そのアイテムを相手に見せたことになります。

鍵を鍵穴に使う場合、このように鍵の歯を鍵穴に合わせても認識されません。

どのアイテムも、その形状に関わらず、アイコンの中心をポイントに合わせる必要があります。