https://refuge.tokyo/pc9801/ ここではNEC PC-9801用に発売されたゲームソフトを紹介しています。 アダルトゲームの情報及び性的画像も含まれるため未成年者の閲覧を禁止します。 ■成年であり、上記を理解して閲覧する ■Exit
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新世紀興亡史 デッドフォース
Shinseiki Kouboushi Dead Force
Publisher:風雅システム (Fuga System) | Release:1994 | Media:floppydisk*5
敵国に掴まり孤島の牢獄へ送られた王子が、反抗へと立ち上がるステージクリア型のファンタジーシミュレーションゲーム。 戦闘と並行してアイテムの開発、ユニットの徴兵を行うシステムが特徴。キャラクターデザイン・原画 神村幸子。PUSH PON!体験版が付属する。
ストーリー
ルーレライ、中央をカルマ大山脈に二分された大陸。 その東は肥沃な土地に恵まれたカナーン王政国家連合。西は乾いた台地の上に僧院国家ダルディーラ。 両国は互いに交わることなく平和な日々を送っていた。 だが、流星が大陸の西方に落ちた日から平穏は過去のものとなった。 千の戒律、千の兵隊、そして千の異形の者共を従えた大僧正ダル=バランは瞬く間に山脈を越え、 殺戮と破壊の末に大陸の東をも手中におさめ、多くの人々を西方に連れ去った。 あの流星から2年…カナーン王政国家連合の筆頭国カナーン王国の王子マリオンは14歳になっていた。 彼は侵攻の初期に捕えられ、人質としてこの絶海の孤島、通称監獄島に幽閉されていた。 そこにしたたかな男ポーがやってきたことで彼の運命が変わった。
起動とインストール
フロッピーディスクでゲームを遊ぶにはデッドフォースのシステムディスクをドライブ1に、データディスクAをドライブ2をセットしリセットしてください。 セーブデータの保存に使用するため、ブランクディスクを1枚用意してください。 起動後に表示されるInitialize menuから「ユーザーディスクの作成」をクリックしてください。 ドライブ2のディスクをブランクディスクと交換し、ユーザーディスクを作成してください。 作成終了後は、ドライブ2のディスクをデータディスクAに戻し、「初めから」をクリックすることでゲームを開始できます。 ハードディスクにインストールする場合は、MS-DOSのバージョンが3.3C、3.3D、5.0、5.0Aのいずれかである必要があります。 また空き容量が7MB程度必要です。 ハードディスクから立ち上げ、デッドフォースのシステムディスクをドライブにセットしてください。
B>HI
ディスク内の「HI.BAT」を実行し、インストーラーを起動します。 F1キーを押すと、インストールが開始されます。画面の指示に従いディスクを交換しインストールを完了してください。 ハードディスクに「DEADF」ディレクトリが作成され、ゲームはそこにインストールされます。 ゲームを起動するには、ディレクトリ内の「DF.EXE」を実行します。ハードディスクからの起動にはフリーメモリを530KB以上確保してください。 ハードディスクにインストールし、起動ディスクからの起動を行いたい場合は、別の手順でインストールします。 起動ディスクに使用するブランクディスクを1枚用意してください。 ハードディスクから立ち上げ、ドライブにブランクディスクをセットしFORMATコマンドで初期化、システム転送してください。
A>FORMAT B: /S
作成した起動ディスクとゲームのシステムディスクを交換してください。
B>FDHI
ディスク内の「FDHI.BAT」を実行し、インストーラーを起動します。 画面の指示に従いディスクを交換しインストールを完了してください。 起動ディスクをドライブ1にセットし、リセットするとゲームが起動します。
ゲームプレイ
このゲームはステージクリア型ターン制シミュレーションゲームです。 各ステージはボスを倒すことで勝利となり、主人公が倒されることで敗北となります。 1つのターンは3つのフェイズに分かれています。 アイテムを開発する生産フェイズ、仲間を集める徴兵フェイズ、そして戦闘を行う戦闘行動フェイズの順に行動します。 自軍の戦闘行動フェイズが終わると、敵の戦闘行動フェイズになり、1ターンが終了します。 敵には、生産、徴兵フェイズはありません。補給物資、人員ともに本国の僧院から送られてくるからです。 ゲームの操作はマウスで行いますが、キーボードでの操作も可能です。 カーソルキー、テンキー[2][4][6][8]でカーソルを移動でき、SHIFTキーを押している間はカーソルの移動速度が上がります。 左クリック、スペースキー、リターンキーが決定ボタン。 右クリック、ESCキー、HELPキーがキャンセルとシステムメニューボタンです。 各ステージは画面端にカーソルを置くことでその方向へスクロールします。スクロールは左クリックし続けた状態だと、高速になります。 画面上部左には、現在のステージの名前と章番号が表示されます。 画面上部右には、経過ターンとゲーム内時刻が表示されます。時間はターン進行とともに進みます。 午前7時~午後7時までが昼、午後7時~午後9時までが夕方(夜)、午後9時~午前5時までが夜、午前5時~午前7時が明け方(昼)です。 夜にはユニットのステータスが変化します。 時刻の右には、現在カーソルが示している位置の地形情報が表示されます。 ユニットによって、地形ごとの移動距離が異なります。 ユニット ユニットには指揮官ユニットと一般兵ユニットの2種類があります。 ステータスの指揮官欄に指揮官名が書かれていないユニットは指揮官ユニットです。 名前が書かれている場合は、その名前の指揮官ユニットに属する一般兵ユニットです。 一般兵ユニット
複数の一般兵が集まって作られた部隊です。 一般兵ユニットには最大で6体までの兵が含まれ、戦闘でダメージを受けるとその量に応じてHPや人数が減少していきます。 ユニットのHPは回復アイテムで回復することができ、減少した人数は徴兵で回復します。人数が0になったユニットは消滅します。 一般兵ユニットは必ず指揮官ユニットの配下になります。 一般兵ユニットは指揮官ユニットが徴兵フェイズを行うことで、新たにその指揮官の配下に追加することができます。
指揮官ユニット
指揮官ユニットに含まれる兵は指揮官本人のみです。 指揮官は指揮範囲を持っており、指揮下の一般兵ユニットがこの範囲内にいるとき、 AP、DP、WP、生産力、徴兵力の各パラメータが有利になるよう指揮修正を受けます。 ただし指揮修正を受けることができるのは、その指揮官の指揮可能種族だけです。 指揮官ユニットも戦闘でダメージを受ければHPが減少しますが、0になっても消滅はしません。 指揮官ユニットのHPが0になると行動不能な状態となり、 他のユニットに回復薬などを使用してもらうなどしてHPが回復されるまで、一切の行動を取れなくなります。 この間、指揮下のユニットは指揮官の指揮修正効果も受けることはできなくなります。 指揮官ユニットはゲームの進行によって自動的に加わってきます。徴兵フェイズで指揮官ユニットが生まれることはありません。
システムメニュー 各フェイズでは右クリックすることで、システムメニューが開きます。
フェイズ終了 現在のフェイズを終了し、次のフェイズに移行します。
環境設定 文字表示速度等、各種設定の変更。
セーブ 現在の状態を保存します。
ロード 保存したデータから再開します。
ゲームの終了 ゲームを終了します。ハードディスクから起動している場合はDOSへ戻ります。
生産フェイズ このゲームでは装備品やHP回復アイテム等を自分たちで作成する必要があります。 生産可能なユニットにカーソルを合わせると、 槌と鎌のアイコンが表示されます。 このユニットを左クリックすると、生産メニューが表示されます。
生産登録 選択したユニットにアイテムの生産を行わせます。
生産中のユニットは他の行動を取ることができなくなります。
生産に必要なターン数はアイテムの種類、実行するユニットによって異なります。
生産登録解除 生産を指示したユニットに生産を止めさせます。
生産登録でアイテムの選択を間違えた場合は、一度登録解除行ってから再度登録してください。
徴兵フェイズ 指揮官ユニットが徴兵を行うことで、新たな一般兵ユニットを指揮下に加えることができます。 指揮官ユニットが指揮できるのは最大3ユニットです。 一般兵ユニットが徴兵を行うと、失った自部隊の人数を補充できます。ひとつの一般兵ユニットを構成する人数は最大で6人です。 部隊の現在の人数は、ユニット情報のLvの下、「X」欄に表示されます。 徴兵可能なユニットにカーソルを合わせると、 メガホンのアイコンが表示されます。 このユニットを左クリックすると、徴兵メニューが表示されます。
徴兵登録 選択したユニットに徴兵行わせます。
徴兵中のユニットは他の行動を取ることができなくなります。
徴兵に必要なターン数は1ターンです。
徴兵登録解除 徴兵を指示したユニットの徴兵を中止させます。
戦闘行動フェイズ このフェイズではユニットの移動と戦闘を行います。 最初のマップでは自軍のユニットは敵に隣接することで敵を攻撃できます。後に加わるユニットには攻撃範囲の異なるものもあります。 動かすユニットはどのユニットからでも可能です。ただし生産、徴兵中のユニットは行動できません。 戦闘行動可能なユニットにカーソルを合わせると、 キャラクターが動きます。 「移動」と「攻撃」はどちらかを実行すると、もう一方はそのターン内では実行できませんが、他のコマンドは実行できます。
移動 選択したユニットを移動させます。
マップ全体が暗く表示され、移動できる範囲だけが明るく表示されます。
移動させたい地点にカーソルを合わせて左クリックしてください。移動可能地点では 足跡アイコンが表示されます。
移動後、攻撃可能範囲に敵がいる場合は攻撃が可能です。
明るく表示される攻撃範囲内の敵にカーソルを合わせると、 剣のアイコンが表示されます。左クリックでその敵に攻撃を開始します。
攻撃を行わない場合は、右クリックで移動を終了します。
移動後の攻撃をしていなくても、移動終了後に攻撃コマンドを使用しての攻撃はできません。
攻撃 移動をせずに現在の位置から攻撃可能な敵を攻撃します。
道具 そのユニットが所持しているアイテムを使用、裝備、破棄することと、他ユニットへ渡すことができます。
「使用」と「渡す」を選択し、対象アイテムを決めると、使用や受け渡しが可能な範囲が明るく表示されます。
対象となるユニットにカーソルを合わせると、 袋のアイコンが表示されます。左クリックで実行します。
アイテムの名称の先頭に付く文字は、Pが防具、Wが武器を意味します。無表示の物は通常アイテムです。
武器と防具は「使用」することで、そのキャラクターが裝備できます。
魔法 魔法が使えるユニットは、このコマンドで魔法を唱えます。魔法を使用するとMPを消費します。
選択すると、使える魔法の一覧が表示されます。使用したい魔法を選択すると、使用可能範囲が明るく表示されます。
魔法をかけることができるユニットにカーソルを合わせると、 杖のアイコンが表示されます。左クリックでそのユニットに魔法をかけます。
命令 主人公以外のユニットは、命令を与えることで自動的に行動させることができます。
自動行動は、フェイズ終了を選択後に行われます。指示は次のターンでも維持され、ステージクリア後も有効です。
命令を与えた状態でも、プレイヤーが直接行動を指示することもできます。
命令を待て
各ユニットの初期状態です。自動では行動せず、プレイヤーが行動を決定します。
他の命令を与えると自動行動しますが、自動行動を止めたい場合は、「命令を待て」を選択してください。
戦え
体力がある場合は敵に対して攻撃をしかけます。ある程度ダメージを受けた場合は、敵から攻撃を受けないように行動します。
突撃せよ
自分の体力をかえりみず、敵を攻撃します。体力の回復を一切行いません。
慎重に戦え
自分の体力、味方ユニットの体力が尽きないように行動します。ある程度のダメージを受けた場合、体力を回復しようとします。
救護せよ
自分の体力、味方ユニットの体力が尽きないように行動します。少しでもダメージを受けた場合、すぐに体力を回復しようとします。
会議 主人公だけが使用できるコマンドです。味方指揮官ユニットと会話することができます。
会議コマンドを選択すると会話可能範囲が明るく表示されます。
会話可能ユニットにカーソルを合わせると、 アイコンが表示されます。左クリックでそのユニットと会話します。
除裝 そのユニットが裝備している武器と防具を外します。